社会・経営・ビジネスのおすすめの本5選【2025年 最新版】

社会・経営・ビジネスに役立つ書籍を多数ご紹介。

リーダーシップや組織づくり、経営理念や人材育成など、ビジネスの現場で求められる道徳や人生観についての本を幅広く取り揃えています。

目次△▼△

 

1.仕事に差がつく気配りの教科書_中村由美[著]

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――こんな人におすすめ!――

・「気配り上手なあの先輩」のようになりたい

・キャリアの中堅層として、ワンランク上の“気配り力”を磨きたい

・マニュアル以上の、本当に相手に喜んでもらえる気配りを学びたい

私が新入社員だった頃、1か月の本社研修を終えた後の配属先でまず困ったことがあります。業務をこなせるかどうかという不安はもちろんですが、先輩や上司への自分の立ち振る舞いをどうしたらいいのかが分かりませんでした。

もちろん研修では一般的なマナーは教わりましたが、目の前のお客様に対するものが主だったので、一緒に働く先輩や上司とのコミュニケーションについては教わっていなかったのです。「今、先輩に質問をしていいのか」「●●上司はこう言っていたけど▲▲上司はこう言っていた…」

今なら先輩や上司の気持ちもよく分かります。ですが、理解できるようになるにはたくさんの時間を要しました。新入社員だった頃の私にこの本を渡したいぐらい、知っておきたかったことが詰まっています。

世の中にはさまざまな人がいるのと同じで、上司もさまざま、状況もさまざまです。本書では「自分と一緒に働く仲間」についても詳しく書かれているので、新入社員の皆さんにおすすめです。

仕事に

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2.廃業の危機を味わって本気で取り組んだ人を大切にする三方よし経営_森光孝雅[著]

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――こんな人におすすめ!――

・家業を継いで走り出したのはいいけれど…希望と不安の狭間にいる後継者へ

・成果も大切だが、仲間の信頼とモチベーションも大切にしたい

・三方よしとは?大手企業も採用しているという考え方を知りたい

八天堂のくりーむパンは間違いない。手土産で持って行って喜ばれなかったことがない。こんなに幸せなパンをつくる会社の社長さんは、さぞすばらしい方なのだろうと思っていたら、違いました……。

てんぐになって孤立し、疲れ果てた社員に次々と辞められ、あげく倒産の危機に瀕していたというのだから驚きです。

――過去を変えることはできない。しかし、人は過去に挑戦することはできる。

フタをしておきたい記憶も含めてすべて今の自分。そこから目を背けず、過去の出来事にも意味があったと思える生き方をしよう。そう覚悟を決めた森光さんの成長物語、私は読みながら3度泣きました。

人を大切に

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3.「三方よし」の経営学[発行:PHP研究所]

――こんな人におすすめ!――

・三方よしとは?大手企業も採用しているという考え方を知りたい

・ただ儲けるだけじゃなく、胸を張って次の世代に渡せる会社経営がしたい

・永続的に発展する企業になるために大切なことを学びたい

売り手よし、買い手よし、世間よし。この「三方よし」という考え方は、近江商人の心得としてよく知られていますが、実はこの表現を提示したのは、総合人間学モラロジーの創建者・廣池千九郎であるとされます。

さらに廣池は、「人間の精神生活は道徳に存し、物質生活は経済に存し、この両者は一体である」という考えから「道徳経済一体思想」を提唱し、対象~昭和初期に、経営者の指導や労使問題の解決等に尽力したことでも知られています。

その「道徳経済一体」という経営思想に現代的な視点を加え、企業の繁栄と永続、人づくりのヒントを凝縮しました。

経営学

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4.荘子に学ぶ明鏡止水のこころ_渡部昇一・中山理[著]

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――こんな人におすすめ!――

・いつも何かに追われていて心が休まらない。心穏やかな人生にはほど遠い

・子育て卒業、定年…「自由に」「自分らしく」という言葉が気になりだした

・手軽な自己啓発本は一通り読んだので、もっと深い考え方に触れてみたい

 

ショッキングなタイトルのこの本。

孔子の100年後を生きた中国の思想家・荘子。

受験勉強をガッツリやって、名門校を出て、立派な実業家になるのは『論語』のめざす道。その道を進みながらも、遊びを忘れず、何事にもとらわれず、心自由でいるのが『荘子』的。そう言われると、なんとなく荘子の本にすーっと手が伸びませんか。

本の中ではこんな言葉が紹介されています。

「物は彼に非(あら)ざるは無く、物は是(こ)れに非ざるは無し」

意味は、こちらから見て「あれ」というものが、あちらから見れば「これ」になるといったところでしょう。一つの見方に縛られない生き方、「こうあるべき」の抜け道を荘子が教えてくれます。

明鏡止水

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5.人間力のある人は なぜ陰徳を積むのか_三枝理枝子[著]

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――こんな人におすすめ!――

・「変わりたい」「成長したい」と思っている

・他人の評価を気にしすぎてしまう

・よりよい人間関係を築きたい

・リピートされる仕事力を身につけたい

・人間力を高める実践ノウハウを知りたい

 

他人の目に触れないところで密かに善行を積む。自己を慎み、人知れず内面を掘り下げる――。「隠徳」という目に見えない世界をどう実践していくのか。
ANA国内線・国際線チーフパーサーを務め、現在はビジネスコンサルタントとして幅広く活躍する著者の三枝理枝子さん。日常生活やビジネスシーンでの「人間力を高める」考え方や自分磨きの方法について、自身の失敗談も交え、分かりやすいエピソードとともに紹介します。
本書が教えてくれるのは、察する力や想像力、相手の心に思いを寄せて人を慮ること。さらに海外の人たちから見た、私たち日本人も気づいていない「日本人らしさ」。日々の何気ない習慣や考え方の背景にある、他者を思いやる心のあり方にも気づかされます。
後半の「まいにち自分磨き31」では、心を磨く1か月の過ごし方のヒントを 1日1 話形式で掲載。ひと月を通して職場や日常生活で実践すれば、自分と他者への理解がグッと高まり人生の問題を解決するヒントが手に入るはずです。

陰徳

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