2023年12月06日
ある朝の食卓 「これ、あなたがつくったの?」 ある朝のこと。会社員の昌史さんがテーブルに朝食を並べていると、後から台所にやってきた妻の佳恵さんが、驚いたように言いました。 「見直したか? 僕だってこれくらいはつくれるよ」 […]
2020年08月28日
各地域で行われているさまざまな活動には、「一住民」や「一参加者」の立場を超えて、「お世話をする側」に回る人が存在します。 みずからその役を買って出る人もいれば、要請を受けて「お世話をする側」に回る場合もあるものですが、実 […]
2020年08月14日
私たちは、日々、多くの人たちと関わり合って生活しています。 そうした中で、「自分の思い」にとらわれすぎて、相手のことを誤解したり、相手の思いを受けとめられなくなったりしていることはないでしょうか。 ■職場の […]
2020年08月07日
松崎裕人さん(33)は大学卒業後すぐに、北関東を中心に各種外食事業をチェーン展開するA社に入社。今年で10年目を迎えました。現在は茨城県南部エリアの直営店を指導するスーパーバイザーを任されています。 担当は焼肉業態の5店 […]
2020年07月24日
私たちの日常生活の中には、どうしても「誰かがやらなければならない仕事」や「引き受けなければならない役割」があるものです。そうした「すべきこと」を重荷と感じながら、仕方なく取り組んでいる場合もあるでしょう。 この負担感から […]
2020年07月10日
現在、日本の文化や産業、サービスは、世界のさまざまな国から高い評価を受けています。しかし、それは品質や技術の水準に対する評価だけでなく、日本ならではの「相手を思う心」も含まれてこそのものではないでしょうか。 今月は、日本 […]
2020年07月03日
梅雨空が重く感じる7月のとある金曜日、ホームページ製作を手がけるA社のオフィスからは、深夜になってもまだ蛍光灯の明かりが漏れています。 「あれ、小林くん。がんばるねえ。まだやるの?」 時計が23時を過ぎたころ、社長室を出 […]
2020年06月12日
長い人生、時には悩み、行き詰まることもあります。そんなとき、道を切り開く手がかりとなるのが親の意見や考えであることは、少なくありません。 今回は、思春期の子供とその親との葛藤を手がかりに、親の愛情を受け止め、その声に耳を […]
2020年04月03日
佐藤和彦さん(66歳)はこの春、大手電機メーカーを定年退職しました。事業部長まで務め、ずっと仕事一筋だった佐藤さん。お世話になった社会に恩返しをしたい。そう漫然と思っていたある日、町内会の行事があり、意欲を語ると“それじ […]
2020年03月13日
家族とは、私たちにとって最も身近な存在です。家族の誰かにうれしい出来事があれば、それはみんなの喜びになり、つらく悲しい出来事があったときも、家族がそばにいてくれるだけで気持ちが少し楽になるのではないでしょうか。 私たちが […]
2020年02月07日
すっかり日も暮れた12月のとある夕方、商工会議所の例会を終えた3人が、なじみの居酒屋に流れています。3人は、昭和50年代前半に地元の商業高校を出た同窓生で、現在はみな「社長」と呼ばれる立場。つまみがそろったところで、やが […]
2019年11月01日
文房具メーカー(社員120名)に勤めている鈴木さん(24歳・仮名)は2年前、文房具の新製品の企画・開発がしたくて入社し、希望どおりの製品開発部に配属となりました。しかし、2年経っても、もっぱらアンケート調査の集計などの仕 […]