正義感が強い人ってどういう人?強すぎる正義感はデメリットになる!?

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みんなのために悪と闘うヒーロー。

子供のころ「正義」と聞いて思い浮かべるのはこんなイメージだったはず。

「正義」はよいことに違いないとしても、「正義感の強い人」はどうでしょうか。正義感の強すぎる人は、時として周りを困らせる存在になりえます。正義感が強すぎるとどのようなデメリットが生じるのでしょうか。仕事と人生に必要な「正義」のちょうどよい加減とは?

目次▼▽▼

正義感とは?

あなたがこれまで出会った人の中で「あの人は、正義感が強かったな」と思い浮かぶ人といえば、どのような人でしょうか。

「正義」とは、人間がお互いにどのように行動すべきかについての心の指針であり、お互いがその指針を守って行動する限り、安心して暮らすことができます。まさに社会生活に不可欠なものですが、その捉え方を間違えると不和や争いの原因にもなりえるものです。

「正義感」は、個人が何を正しいと感じ、どのように行動するかの選択に大きな影響を与えるものであり、社会的な関係や集団内での役割を形づくる重要な要素です。人によって強弱の違いがあり、弱すぎるのと同じく、強すぎる正義感もまた、さまざまな問題を引き起こす可能性がありえます。

正義感が強い人の特徴

正義感の強い人とは、つねに正しく行動しようとする美点をもつ反面、人一倍、正義を求める感情が強く、他人のルール違反や小さな不正を許すことができません。その結果、人を厳しく攻め立てるなどして、かえって人間関係に対立を生み出してしまいがちです。

強い正義感があればこそ、リーダーとなって社会的な変革を推進できる良さもあるのですが、時に独りよがりな考えや極端な行動に偏ることも。

「曲がったことは絶対嫌い」という頑なな性格をもち、正義のためなら周りとの関係性や協調性を損なうこともいとわないため、周囲に敬遠されてしまうこともたびたびです。

公平性への強いこだわり

人は誰しも、社会の中で自分が公平、平等に扱われているかということに関心をもっています。とりわけ正義感が強い人は、公平性に強くこだわり、不公平な状況に人一倍敏感です。日々の暮らしや職場のルールやその運用に平等さ、公正さが欠けていないか。少しでも欠けていることを看過できず、どうにか正義を実現させようとします。

道徳的な判断の厳格さ

正義感の強い人はまさに「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉どおりに、常に自らが存在し、行動しようとする人です。個人的な利益よりも、みんなの利益、大義を優先するため、リーダー的立場に立つことも多く、社会が変革を遂げていく上で貴重な存在になりえます。一方、どうしても他人の不正や不道徳的な行為を許すことができず、時には正義に名を借りて、他人を批判したり、激しく排斥したりしようとする傾向もあります。

社会的・政治的問題へのかかわり

正義感が強い人はしばしば社会的、政治的な問題に積極的にかかわろうとします。誰もが努力や貢献に応じて公平に報酬が与えられているか、援助や支援が必要な人には必要に応じて、公正な社会福祉がなされているか。正義の実現をめざす使命感の強さが、声をあげ、政策変更や公平な取り組みを求める活動の原動力となります。

強い責任感と自己犠牲

正義感が強い人は「自分がやらなければ誰がやる」というような強い責任感をもち、時には自己犠牲をいとわないことがあります。自分の行動が社会にどのような影響を与えるかをいつも意識し、正義のために自分個人の利益を犠牲にすることもいとわない姿勢をもっています。

強すぎる正義感にはデメリットもある

正義感が強いことは、多くの場合よい影響をもたらしますが、時にはデメリットも伴います。強すぎる正義感は、個人的なストレスや対人関係の問題、さらには効果的な問題解決の妨げになることがあるのです。どのようなデメリットがあるか見ていきましょう。

対人関係で摩擦が生まれる

正義感が強い人は、時に他者との摩擦や争いを生じさせることがあります。強すぎる信念が、他人には迷惑に感じられたり、正義を実現しようとする方法が、相手の心情に反していたりすることで誤解や対立に発展し、対人関係に溝を生じさせます。

過度のストレスを抱える

正義感が強い人は、不正や不平等に強く反応するため、過度のストレスや燃え尽き症候群に陥りやすいといわれます。人一倍、社会的な問題に対する重圧を個人的に感じ取り、それが心理的な負担になることがあります。

柔軟性に欠ける

強い正義感を持つ人は、自分自身のこだわりや標準にとらわれるあまり、頑なな性格になりやすく、考え方や行動に柔軟性を欠くことがあります。自分は正しいという思い込みのあまり、視野が狭くなり、異なる視点やアプローチに目を向けようとせず、それが問題解決の障害になることもあります。

バランスの取れた正義感をもつための方法

正義感は、意識的な努力と実践を通じて、バランスよく強めることができます。次のような方法を日常に取り入れ、習慣化してみましょう。

社会的問題への理解を深める

自分の関心や問題だけでなく、社会全体の問題に幅広い関心を持ち、理解を深めましょう。ニュースや書籍、ドキュメンタリーを通じて、社会の中に機会の均等さ、分配や調整上のどのような問題があるかを知り、それがために苦しんでいる人がいることを理解することで、正義感に対する洞察力が高まります。

さまざまな視点に触れる

自分だけの視点、自分だけの考えだけで完結していると、いつしか独りよがりな正義感になりかねません。自分とは異なる分野や考え方に積極的に触れることで、広い視野を持ち柔軟な正義感を養うことができます。多様なバックグラウンドをもつ人との対話を通じて、さまざまな立場、見方を理解し、自分の考え方の枠を広げていきましょう。

社会貢献活動への参加

ボランティア活動などの社会貢献活動に参加することで、正義感を行動に移す経験を増やしていきましょう。他者へ貢献している実感とともに、社会的な正義を実現するために、どのような方法が有効なのか、周りとの協働をしながら正しさを実現するには、どのような伝え方が効果的なのか。実際のボランティア活動を通じて、多くのことを学ぶことができます。

自己反省の習慣化

独りよがりになっていないか、自分中心な正義になっていないか。自分自身を客観的に観察し、ズレがあれば調整する「自己反省」の時間を定期的に持つようにしましょう。「時間があればやろう」ではなかなか優先順位があがらず、習慣化する前に挫折してしまいます。

毎朝〇時にやる、布団に入ったらやる、などというように決まった時間、決まった場所にきたら行うというようにマイルールを決めると、継続しやすくなります。

例えば、思わぬ誤解を生んだり、誰かと対立してしまったりしたことがあれば、記憶を思い返し、なぜそうなったのか、そこに至る自分の考えや行動に何か問題がなかったのか。自分自身に矢印を向け、謙虚に省みる姿勢が、健全な正義感を養うことにつながります。

まとめ

現実の社会には、本当の正義だけでなく「偽物の正義」もあります。それは、一見正しいことのように見えて、独りよがりの正義であり、公正・公平さを主張しながらも、実は自分の利害を主張することに真の目的があるというような正義です。つまり、正義の観念を利用して、自分の欲望を満たそうとすることが動機になっているのです。

そうした偽物の正義が増えると、人間関係の和が乱れ、社会の秩序が乱れ、結局は、多くの人の安心な暮らし、幸せな生活が損なわれることになります。

持続可能性が求められる今、実現すべきは自分中心の独りよがりの正義ではなく、みんながよくなるよう大きな視点、地球的な視野に立った本当の正義です。

よい人間関係、安心の暮らしを守りつつ、誰かに必要とされる自分らしい生きがいが持ち続けられるよう、バランスのよい正義感を育てていきましょう。

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