生きがいとは?生きがいを見つけるための3つの方法を紹介!

ECブログ

皆さんは今、どんな生きがいをお持ちですか?

例えば家族、仕事、趣味……。何か一つでも思い浮かぶとしたら、それはとても幸せなことです。一方、若者から高齢者まで、これといった生きがいもなく、「毎日がつまらない」と感じている人も少なくないかもしれません。

生きがいとは何か。それはどうしたら見つかるのか――。今回は「生きがいの見つけ方」について考えてみましょう。

目次▼▽▼

生きがいとは

生きがいとは、生きていく上での支えとなる「心の張り合い」であり、簡単にいうと「生きていてよかった」と思えるようなことを意味する言葉です。

生きがいがあることによって、私たちは生き生きとして日々を過ごすことができます。生きがいのない人生は、毎日が楽しくなく、味気ないものに感じられることでしょう。

近年、海外では「IKIGAI」という日本語が注目されているようで、この言葉を標題に掲げた本も複数出版されています。ローマ字表記にした日本語がそのまま海外で通用するようになった例としては「MOTTAINAI(もったいない)」「KAIZEN(改善)」などがよく知られていますが、生きがいもまた、日本独特の考え方といえるのかもしれません。

生きがいには、こんなメリットが!

生きがいが何もない人生よりは、生きがいに満ちた人生のほうがいい。それは誰もがなんとなく感じていることでしょう。

生きがいを持つことによるメリットは、日常生活に張り合いが生まれるというだけではありません。毎日を生き生きとした気持ちで過ごすことができたなら、少なくとも「ストレスが引き起こす病気」にはかかりにくくなるでしょう。ですから、「生きがいがあることで、心身共に健康でいられる」という一面もあるといえます。

また、生きがいという心の支えを持っている人は、つらい出来事に直面することがあったとしても、それを乗り越えて、力強く生き抜くことができるのではないでしょうか。

一方、生きがいがない人は、日常にストレスを感じることも多くなるでしょう。一つ一つは小さなストレスだったとしても、それが積み重なっていけば、いずれ重大な心身の病を引き起こすことにもなりかねません。

生きがいがない人の特徴とは?

私たちは、取り立てて「生きがい」といえるものがなかったとしても、一応は生きていくことができます。とはいえ、せっかくの人生、できることなら毎日を生き生きと楽しみたいものです。

「生きがいの見つけ方」という本題に入る前に、まずは「生きがいがない人」の特徴を見ていきましょう。

ネガティブ思考

生きがいがない人は、日常生活の中で喜びや楽しみを感じにくいのではないでしょうか。

物事に前向きな意味を見いだすことができない人は、やる気がなかなか湧いてきません。また、喜びや楽しみに目を向けていない分、不足や不満に目が向きやすくなります。つまり生きがいがない人は、ネガティブ思考に陥りやすいといえるのです。

行動力がない

やる気がないというのは、積極的に物事に取り組もうとする意欲に欠けることを意味します。

日常がつまらないと感じるときは、できることなら、みずから喜びや楽しみをつくる方向に動ければよいのでしょう。ところが、ここでもネガティブ思考がはたらくと「やっぱり面倒」「自分には無理」などと思って、結局は何もせずに終わってしまいます。

つまり生きがいがない人は、行動力がないために、負のループから抜け出せなくなってしまうのです。

交友関係が狭い

社会人になると、学生時代の友人と会う時間は自然と減っていくものです。そこには「自由にできる時間が減る中で、お互いの都合を合わせにくくなる」「物理的な距離の問題で、そう頻繁には集まれない」といった、致し方のない事情もあるでしょう。

そのようなとき、行動力がない人は「学生時代の友人以外でもプライベートで親しく付き合える相手を求めて、みずから動く」ということができません。これでは交友関係が狭まる一方です。そうした傾向がある人は、恋愛や結婚に対しても、諦めに似た思いを抱いていることが少なくないかもしれません。

生活がルーティーン化している

自宅と職場の間を往復するだけの毎日――。そのようなルーティーン化した生活を「こなすだけ」という意識でいると、喜びや楽しみはますます見いだしにくくなってしまいます。そうした日常の中では「生きがいを感じる」という体験も失われていくことでしょう。

趣味がない

時間がたつのも忘れるほど打ち込むことができるような趣味があれば、生活にも張り合いが生まれます。仕事が大変なときも「この楽しみのために仕事も頑張ろう」と思えるものがあったなら、ストレスに負けずにいられるのではないでしょうか。

一方、趣味といえるものを持たず、日常生活の中で心から物事を楽しんだり、何かに熱中したりということがない人は、どんどん気力を削られてしまうようです。

生きがいを感じる瞬間とは

私たちが喜びを感じたり、心が満たされたりするのは、どのようなときでしょうか。

例えば、家族や友人などの親しい人と一緒に、和やかな時間を過ごしているとき。自分の趣味に没頭しているとき。一つの仕事を成し遂げたとき。勉強やスポーツなどに打ち込んだ結果として、自分自身の成長が感じられたとき。自分のしたことで、誰かに喜んでもらえたとき。おいしいものを食べているとき……。

どのようなとき、あるいはどのようなことに喜びを感じるかはが人それぞれですが、心からの喜びや楽しみ、充実感を味わっているときは、やはり「生きていてよかった」と思えるのではないでしょうか。それは「生きがいを感じている」ということです。

いきなり「打ち込める趣味を見つける」というのは難しいことですが、おいしいものを食べただけでも喜びを感じられるなら、しめたものです。もし、今現在「生きがいを見つけたい」と思っているとしたら、まずは「日常生活の中で、どのようなときに自分の心が動くのか」を見つめ直してみるのもいいかもしれません。

生きがいの見つけ方3選!

ここでは日常生活の中で実践できる「生きがいの見つけ方」として、具体的な心がけや行動を3つ紹介します。

悩む前に行動する

生きがいのない人は、みずから行動を起こす前に何事も諦めてしまうことが多いようです。しかし、まずはあれこれと思い悩む前に、どんどんチャレンジしてみることです。

もし、生きがいを感じられない現状に「このままではいけない」と思うのなら、現状を打開するために、まずは何かしら、小さなことからでも「新しい何か」に着手してみたいものです。その「小さなこと」を積み重ねていけば、少しずつでも着実に前進することになるでしょう。

先々のことは、誰にも確かなことは分かりません。将来に対する不安を抱えながらも、また、大小さまざまな問題に直面しながらも、今の自分にできる精いっぱいのことをして、一歩一歩前進していく。その先にこそ、生きがいのある人生が開けていくのではないでしょうか。

好きなことや楽しかったことを整理する

私たちの日常のすべてが喜びや楽しみにつながるものであったなら、それはとても幸せなことです。ところが現実には、不安や不満、怒りや悲しみなどのマイナスの感情が湧き起こるような事柄も少なくないのが、私たちの日常なのでしょう。

そうした中でも、これまでを振り返ってよくよく考えてみると、誰しも「自分はこういうものが好きだった」「あのときは心から楽しむことができた」といえるものが、一つや二つは見つかるのではないでしょうか。そこには、私たちの「生きがい探し」のヒントが隠れているかもしれません。

仕事に本気で打ち込んでみる

生きがいのある人生を築く上で重要なことは、必ずしも「大きなやりがいが感じられるような大事業」ばかりではありません。日々の暮らしの中にある小さな目標や課題に目を向けて、これを着実にクリアしていくことにも、意味があるでしょう。

例えば「今、自分の目の前にある小さな仕事」というのは、たいしたことではないように思えます。しかし、その仕事に本気で打ち込み、着実にやり遂げていったなら、小さくとも確かな達成感を味わうことができるはずです。そこに「誰かの喜びにつながる」「人や社会の役に立つ」といった大切な意味を見いだすことができれば、きっと喜びや楽しみが生まれ、次の仕事に取りかかる意欲も湧いてくるでしょう。

仕事とは、社会人が生活時間の大半を費やしているものです。その中に生きがいが見つかるとしたら、これ以上幸せなことはありません。

この仕事をやり遂げたら、どんな人が喜んでくれるだろうか――。まずはそのような視点から、今の自分の目の前にある仕事を見つめ直してみませんか。

まとめ

目まぐるしく変化していく世の中。生き抜く上で支えとなるものは、「あれが足りない、これも足りない」と言いながら「自分の外の世界」に求めるばかりでなく、「自分の心の内」に見いだしていくことも大切ではないでしょうか。

自分を取り巻く環境や、身の回りで起こる出来事については、自分ではどうしようもないこともあるかもしれません。また、私たちは時間をさかのぼって人生をやり直すこともできません。しかし「今の自分の心の持ち方」だけは、自分で自由に決めることができます。「現状に生きがいを見いだすことができるか否か」もまた、自分自身の心の姿勢次第といえます。

たとえ今、目の前に困難な状況があったとしても、心の持ち方一つで、その状況の受けとめ方も、周囲の人たちとの向き合い方も、今後の自分の行動も変えていけるのではないでしょうか。今の自分の考え方を変えれば、明日の自分を変えられる可能性があるのです。

そのような自分自身の内側にある「心の力」を信頼することは、明るい未来を築くための第一歩になるはずです。

この記事の監修者

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