褒め方を工夫すれば人間関係がもっと円滑に! 褒め上手になれる方法と心がけ

ECブログ

職場や家庭、学校や友人関係で自然と発した褒め言葉をきっかけに人との距離が縮まったり、物事がスムーズに運んだりした経験はありませんか?
特に職場では立場が上がるにつれて、人を指導したり評価したりする機会が増えますが、その際に「褒めること」の効果を知っておくと、気持ちのいい人間関係を保ちながらメンバーやチームの士気を上げることができます。

目次△▼△

上手に人を褒める5つのメリット

まずは、上手に人を褒めることの5つのメリットをお伝えします。

1.人間関係が良好になる

「褒める」という行為はその人の存在や努力を認め、相手に賞賛や好意を伝えるポジティブな気持ちのやり取りです。人と人との距離を近づけ、お互いに尊重し合うことで信頼関係を深めるなど、職場や家庭の雰囲気をよくする効果があります。

2.モチベーションアップ

相手のことをまったく知らない状態で、人を褒めるのはなかなか難しいものです。ですから、人を褒めるということは「あなたを見ています」と伝える行為でもあります。
どのような人でも、「誰かが見てくれている」という感覚はうれしいもの。そうして自然と口をついた言葉は、相手の自信やモチベーションを高めます。褒められて伸びるタイプの人はそんな言葉を糧にして、さらなる努力や成長につなげていきます。

3.気持ちのいいコミュニケーションがとれる

褒めるのが上手な人は会話の要点をとらえるのも得意です。
相手が何を伝えたいのか、何を大切に思っているのかなど、目の前の人の心情を敏感に感じ取り、ポジティブな反応を返せる「聞き上手」が多いでしょう。ほどよいタイミングで質問をはさむなど、相手の言葉を引き出すスキルにも長けているので、誰とでも自然と会話がはずみます。

4.チームワークが高まる

職場内でお互いを褒め合う文化があると、チームワークが向上して団結力と協調性が育まれ、全員が目標達成に向けて協力しやすい雰囲気が生まれます。何かトラブルが起こった際も円満に解決しやすくなるはずです。
家庭でも誰かの褒め言葉をきっかけに、家族がお互いの欠点よりも得意なことやできることに目を向けるようになるなど、プラスの効果があります。

5.ストレスが軽減する

感謝や思いやりなどの肯定的な視点はストレスの軽減にも役立ちます。
褒め言葉はそれを受け取る人だけでなく、それを口にした人自身にもよい影響を与えることが知られています。自らが発した言葉がプラスの効果を生んでいるという実感は自分自身への肯定感をも高めます

褒めるのが上手な人の特徴

褒めるのが上手な人は、普段から「人をよく観察している人」。他人のポジティブな変化に敏感で、それを伝える適切なタイミングを知っています。

細かい点を見逃さない観察力

人の些細な変化や小さな努力に気づき、それを言葉にして気軽に伝えることが習慣になっています。ときに本人も意識していないような変化や成長を感じ取り、相手に「そんなところまで見ているのか!」と驚かれることがあるかもしれません。

人にきちんと感謝を伝える誠実さ

人を褒めるということは、「感謝」や「賞賛」の気持ちを素直に表現できるということ。先入観や思い込みにとらわれず、相手の長所や努力をきちんと評価しようとする誠実さの表れでもあります。真摯で誠実な性格は周囲の人にも必ず伝わっているはずです。

適切なタイミングを見極めるのが上手

褒めるべき点を見つけたら、できるだけすぐ言葉にするのが効果的といわれます。それでいて相手が受け入れやすいタイミングを見つけ、さりげなく気持ちを伝えられるのが褒め上手です。
職場で部下を褒めるというだけでも、さまざまなシチュエーションが想定できます。人がたくさんいる場所か、会議室で一対一か、食事中などプライベートな雰囲気か。それともメールのほうがいいのか? 褒めるのがうまい人は相手の受け取り方をイメージしながら、目的に合った手段を選ぶ気づかいができます。

褒めるのが苦手な人とその理由

褒めるのが苦手な人も一定数いるようです。そういう人たちは、どのようなことを考えているのでしょうか。

褒めることのメリットを知らない

他人の欠点や失敗に焦点を当てがちで、批判的で否定的な考え方をする人がいます。人との関係で「優位に立ちたい」という気持ちが強く、褒めることで相手が調子に乗るのではないかと恐れ、ダメ出しをすることが癖になっています。
また、人によっては悪意なく、「甘やかしては相手のためにならない」と考えているので褒めない場合もあります。

人の成果を受け入れられない

自分の基準や価値観にとらわれ、他人の努力や成果を素直に受け入れることができません。数字、勝ち負けなどのわかりやすい基準でしか物事を評価できず、そこに至るまでのプロセスや努力、相手の気持ちなどを軽く見ています。自分の取り組みは正当に評価されたいが、人の努力は当たり前と考える自分本位なところがあります。

伝えるのが気恥ずかしい

本当は相手への感謝の気持ちや肯定的な感想を伝えたい……。だけど、気恥ずかしさから「どうすればいいのかわからない」という人もいるかもしれません。
このタイプの人は、ただ単純にコミュニケーションの経験値が足りないだけなので、経験を積んで苦手意識を克服することで解決できます。

褒め上手になりたいなら?

褒め上手になるためには、まず周囲の人のことを見る(観察)、相手の言葉を聞く(傾聴)を意識するのが一番の近道です。そこから相手の光る部分や小さな成果など、ポジティブな要素を見つけ出してみましょう。
ここで、意識したいのが「具体性」と「誠実さ」です。押し付けがましくならないように、相手の気持ちや立場に配慮しながら適切な言葉やシチュエーションを選びたいものです。

まずは「聴く」練習をする

カウンセリングの場面でよく使われる「傾聴(けいちょう)」。最近はビジネスやマネジメントの世界でもよく聞かれるようになりました。傾聴とは相手の話に関心を持ち、共感を示しながら深いレベルで“聴く”というコミュニケーションの技法です。
人は自分の話に真摯に耳を傾けてもらえていると感じると、自然と会話の相手に好感を持ち、心を開きやすくなります。そうした姿勢で人と接していると、相手の考え方や人柄をより深いところで理解できるようになるもの。すると、不思議とその人が「本当に言ってほしい言葉」までが浮かび上がってくるようになります。

具体的に褒める

「いいね!」「すごいね!」などの言葉も悪くはありませんが、できるならば表面的な言葉より、もっと具体的な点を指摘すると、より相手の心に刺さります。
どこの部分がよかったのか、何が印象的だったのかを的確に伝えると言葉の説得力が増します。言葉に嘘がないことがわかれば、褒められた側も「認めてもらえた」と素直に受け取ってくれるでしょう。

人を褒めることを習慣にする

日常生活の中で、小さなことでも人の「いいところ」に目を向ける意識をしてみましょう。
周囲の人の長所や小さな成功を見つけたら、その場で言葉にしてみてください。続けていると自然と褒め上手になります。あまり大げさにせず、会話の中でさりげなく伝えるのが理想です。

「褒めればいい」わけじゃない?褒め方のよい例と悪い例

もし、あなたが「とりあえず褒めておけばいいんでしょう?」と思っているのなら、それは大きな間違いです。おざなりでありきたりな言葉では、嘘やお世辞と受け取られて不信感を持たれるなど逆効果になる可能性も……。最後に人を褒める際の「よい例、悪い例」をお伝えします。

よい例

「この前の提案書、とても明確にまとめられていたよ。特にデータ分析の部分は視覚的にもわかりやすかった。いい仕事をありがとう」

「君のおかげでチームの雰囲気が良くなったよ。頼りにしています」

「その発想はなかった!君のクリエイティブな考え方にはいつも驚かされるよ。どこでアイデアを見つけてくるの?」

わかりやすい結果だけでなく具体的な内容に触れることで、相手の価値や努力を心から認めていることがよくわかります。「頼りにしています」という期待を込めた言葉や、「どこでアイデアを見つけてくるの?」などの質問は、褒められた側も素直に受け取りやすいでしょう。
内面的な資質や行動に焦点をあて、そこに至るまでのプロセスを評価していることが伝わると、会話の相手は自分への自信とあなたへの信頼をさらに深めます。やる気が刺激され、もっと高いレベルで自分の能力を発揮したいと思うはずです。

悪い例

「やったね、よくできたじゃん!」

「よくそれができたね、君にしては珍しいな。この前は大失敗だったからね」

「○○さんよりもいい結果だったよ」

漠然とした褒め方ではどの部分がどう良かったのかが伝わらず、表面的な感想に聞こえてしまいます。上から目線の言葉づかいも逆効果です。また、暗に相手の能力を疑問視するニュアンス、過去の失敗を責める気持ちが含まれた表現は相手に不信感を抱かせます。基本的には他人と比較するのも避けたほうが無難です。

まとめ

心のこもった褒め言葉は人を動かし、相手からの信頼を深めます。また、普段から人の「いいところ」に目を向けることを習慣にしておけば、職場だけではなく人生においても気持ちのいい人間関係を築くのに役立つはずです。ぜひできるところから実践してみてください。

この記事の監修者

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