モラロジー研究所 編
B5判 72頁
ISBNコード:978-4-89639-068-1
モラロジーの創建者・廣池千九郎の著書や遺稿、遺品をはじめ、恩師や交流のあった人々など、当時を物語る写真と資料を通じて、千九郎の生涯を描く。
【主な内容】
第一部 中津記時代
•少年時代
•麗澤館での勉学
•青年教師
•『新編小学修身用書』の発行
•教員互助会の設立
•『中津歴史』の発行
•社会奉仕活動
囲み記事:仏坂の別れ/結婚
第二部 歴史家として立つ
•『史学普及雑誌』の発行
•歴史研究の成果
•京都での生活
囲み記事:住吉神社での誓い
第三部 『古事類苑』の編纂と東洋法制史研究
•『古事類苑』の編纂
•東洋法制史の研究
•文法研究と多彩な活動
•家庭生活と大病
囲み記事:千九郎の読書ぶり/『古事類苑』編纂時の反省/明治37年の大病
第四部 学位の取得と求道者としての歩み
•神宮皇学館
•中国調査旅行
•『伊勢神宮』の発行
•方角博士の取得
•宗教への傾倒
•夫婦の葛藤
•精神の大転換
第五部 新科学モラロジーの樹立
•活発な講演活動
•『日本憲法淵源論』の発行
•肉親、恩師との別れ
•『道徳科学の論文』の執筆と発行
•『道徳科学の論文』の評価
囲み記事:モラロジー樹立過程の功労者/春子への贈り物/五十鈴河畔の教訓/『道徳科学の論文』の英訳と欧米遊歴の計画
第六部 社会教育活動の展開
•モラロジーの組織化と展開
•各地に広がる講習会
•第二次世界大戦の足音
•千九郎と温泉
囲み記事:栃尾又の大患/大阪講堂の建設
第七部 生涯学習活動の展開
•道徳科学専攻塾の開設
•道徳科学専攻塾の教育
•孔子の子孫の来塾
•谷川講堂の開設
•要人の来塾と賀陽宮殿下のご台臨
•おおいなる落日
囲み記事:桜並木の植樹/麗澤館/貴賓館/大穴温泉の購入/畑毛温泉・富岳荘の建設/モラロジーの第一番の功労者
廣池千九郎 略年譜