月刊三方よし経営(令和8年8月号)
信頼の再構築と三方よし
自社の利益のみを追求する経営は
企業に真の繁栄をもたらすのか――。
三方よしの経営とは
社員・仕入先・取引先といった事業の関係者から
これを取り巻く社会や地球環境、さらには未来世代まで
すべてのステークホルダーに配慮する経営のあり方です。
そうして全体が調和的に発展するからこそ
自社の将来も確かなものとなるのではないでしょうか。
『月刊三方よし経営』は、より良い社風を醸成し持続可能な企業づくりをめざすリーダーのためのビジネス誌です。
今月の表紙:アキモの浅漬け (イラストレーション・小池ふみ)

「野菜をおいしく、楽しく、たくさん食べて、すべての人に健康になっていただきたい」という想いのもと、素材本来の味を生かした浅漬けや乳酸発酵野菜をお届けしている。
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<巻頭言>
経営のための道徳と道徳のための経営 / 麗澤大学教授・モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所客員教授 梅田 徹
<特集 信頼の再構築と三方よし>
危機からつかんだ「正直な経営」 ―― 利他と共生の精神で拓く浅漬けの未来 / 株式会社アキモ代表取締役社長 秋本 薫
<特集 ポイントオブビュー>
信頼される経営を支えるもの / セブン・スプリングス株式会社代表取締役 武井一喜
<特集 『道経一体経営原論』をひもとく>
<父を憶う>
「信頼」を大切にしてきた父 / たじまや代表取締役 阿部真吾
<三方よしへの挑戦>
社員と地域が育ち『喜び』を広げる / お茶の井ヶ田株式会社代表取締役社長 井ヶ田健一
<人を大切にする五方良しの経営学 51>
「企業授産」の考えで日本最大級の授産施設に成長 / 人を大切にする経営学会事務局長 坂本洋介
<「永続」への転換戦略 53>
アップサイクルで環境問題に挑戦する / 東京大学名誉教授 月尾嘉男
<商人道の系譜を巡る 20>
先史時代にさかのぼる商人道の淵源 10 / 100年経営研究機構代表理事・日本経済大学大学院特任教授 後藤俊夫
<講演録>
道経一体思想~その現代的展開 / 麗澤大学大学院特別教授・前学長、モラロジー道徳教育財団生涯学習本部副本部長 中山 理
<格言に学ぶ職場のモラル>
心の動機を磨き、本物の信頼を築く
<飛耳長目>
山本昌仁 著 / 『近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本』
\ 本誌のデジタル版(1冊購入・定期購読)が富士山マガジンサービスで購入可能になりました! /
デジタル版は販売価格が400円(税込)。たいへんお得です!!

ケーススタディにご登場いただいたアキモ様(秋本薫社長)の歩みは、昭和35年のらっきょう加工から始まりました。他社が海外に生産拠点を移す一方、先代のお父様は地元農家を見捨てられず国産を買い続けましたが、価格競争で苦境に立たされます。しかし昭和40年代、女性たちの社会進出に伴い料理への手軽さが求められるようになると、「浅漬け」へと転換。後に出したカップキムチともどもにヒットし、販路を拡大するさなか、誌面で扱った経営基盤を揺るがす危機に直面します……。テーマである「信頼の再構築と三方よし」の根底には、お父様から受け継がれた「正直さ」のDNAがしっかりと息づいていると感じるお話でした。(編集長 星野)

