道徳(モラル)というベースがあってこそビジネス(BIZ)は成長し持続する。
「モラルBIZプレミア」は道徳経済一体の考え方にもとづき、より質の高い経営、人間性の高みをめざす、すべてのトップリーダーのための月刊誌です。
「大勢には善きものと、悪しきものとあり。大勢に逆行または順応するものは滅ぶ」。「道徳経済一体(道経一体)」論を提唱した廣池千九郎(法学博士、1866~1938)の言葉です。見通しの不透明な今、「変化」への適応力が問われています。よき変化と悪しき変化をどう見極め、真理といえるものを守っていくか――。『道経一体経営原論』の刊行1周年を機に、本書をひもとくシリーズの第3回。今回はモラロジー研究所顧問 経営相談室相談員である田原道夫氏に全体の総括をいただきました。
<シリーズ『原論』を読む③>
・現代に生きる道経一体論/ 公益財団法人モラロジー研究所顧問 経営相談室相談員 田原道夫
<この1冊>
・『会社が永続する「31の言葉」 創業120年・平山建設の隔世教育と思考習慣』平山秀樹 著/ 麗澤大学経済学部教授 下田健人
<『原論』活用事例> 私たちは、こう読んだ――それぞれの学び方と気づき
令和元年度に刊行された『道経一体経営原論』(以下『原論』)。
本書は「道経一体経営講座」のテキストとしてひもとくだけでなく、読み物として1人で読み進めていくこともできます。
『原論』を手にした方々は、どのように本書と向き合い、何を学び得たのか――。
立場も業種も異なる4 人の方にお話を伺いました。
<「三方よし」の実践哲学>
・「人づくり」の出発点
<NEXT ―― この道に生きる>
・三方よしでぬくもりを伝える / ㈱長坂養蜂場 代表取締役社長 長坂善人
<100年先を読む 36>
・偶然は眼力・発想・決意に味方する / 東京大学名誉教授 月尾嘉男
<脳働的経営で永続を期す 30>
・苦難に「意味」を / 経営研究所ワンナップ代表 原 孝司
<松岡 浩の辛口経営学 36>
・ハガキと言い訳は下手なほど喜ばれる / ㈱タニサケ 代表取締役会長 松岡 浩