『れいろう』令和8年11月号
共感する力
誌名『れいろう』は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏(はちめんれいろう)」という言葉に由来しています。
今月の表紙:「黒柿」 (表紙絵:おのでらえいこ)

樹齢数百年を超える柿の木の中に、まれに黒いしま模様が現れるものがある。それは大変貴重で美しい木材とされ、古来、仏前や儀式など特別な場で用いられてきたものなのだそうだ。美、希少性、価値。役目を終えて深い晩秋の色をたたえ骸となったおびただしい数の枯れ葉や木の実にも、それらを見いだせないものだろうか。
共感する力
大人になると、波風を立てず無難な対応をすることが上手になる一方で、心から信頼し合える関係を新たに築くのは難しく感じるものです。表面的なおつきあいにとどまらず、もう一歩踏み込んで他者と心を通わせるヒントを探ります。
<今すぐできる 親孝行のレシピ 37>「自分は介護ができず、親不孝なのかも?」と悩んできた人へのアドバイス / 志賀内泰弘
<絵草紙屋れいろう堂 25> 浪花名所図会 堂じま米あきない / 歌川広重
<特集 他者と共に生きる>
今月のテーマ:共感する力
【学んでみよう】私たちの「共感する力」を信じましょう / 日本女子大学 名誉教授 モラロジー道徳教育財団 道徳科学研究所 客員教授 小山高正
【深めてみよう】温情春のごとく善人敬い慕う


<道徳を未来につなぐ 5>モラロジーの人間観 / 大野正英
<読む、知る、生きる 14>人の幸せを喜べないのはなぜ?
<名歌でたどる大和の心 11>国の歩みをつないで ── 御製から伝わる元明天皇の覚悟 / 白駒妃登美
<今日から始める 自分磨きの習慣 154>今日、できることを / 三枝理枝子
<日本さんぽ 59>稲沢市(愛知県)
<日本さんぽ味めぐり 14>もろこずし(愛知県)
<凜として麗しく 44> 礼節は応援される力 / 森 日和
<大津たまみのこころ晴れ晴れ片づけ日和 23> 実践編 タイプ別のおすすめ片づけ方法で、片づけを習慣づけていきましょう / 大津たまみ
<心に残る話>ありのままのあなた / 大村 順
<日本美を伝える 107 日常に生かす武士道編>「質実」とは余白のある豊かさ / 石川真理子
<ご案内>
<なぞって味わうこの一文 23>『一つのメルヘン』 / 中原中也
<みんなのれいろうワンダーランド>【クイズの国】【まちがいさがしの国】
<ウェブアンケートご協力のお願い>
<次号予告 / 編集つれづれ記>
<一隅を照らす 23>宮大工「宮大工女将」 / 株式会社花升木工社寺建築 専務取締役 市川千里
<読者のひととき>投稿コーナー
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れいろうのバックナンバーはこちらからご覧ください

共感力は思いやりの出発点。では共感力が低い私に利他的な行動は難しいのだろうか……。「利他的行動は共感によってのみ生じるわけではありません。共感しやすい人もしにくい人も、それぞれに役割があるのですよ」と小山高正先生。心が軽くなりました。(編集長 古川)

