
道徳で人と社会を幸せに ――。
その実現に向け、モラロジー道徳教育財団の創立者・廣池千九郎(法学博士、1866~1938)が100年前に著した『道徳科学の論文』。以来、1世紀にわたって当財団の研究・教育活動の拠り所としてきた本書を、このたび現代的な表現にするとともに、注釈等を追加し、分かりやすく編集。よりよい生き方・社会をつくるためになぜ道徳が必要か、どのように道徳を実行したらよいのか。
その手掛かりとしての「道徳論」を未来につなぐための書。
(本書は『道徳科学の論文』1・7・8・9冊の中心的な内容を収録したものです)
スタッフのおすすめポイント
『道徳科学の論文』は自力で読み解くのが難しいと感じる書物のひとつです。いつも、どうしても、先輩方のお力をお借りすることになってしまいます。そんな私の強い味方となってくれているのが、この『品性をつくる人間学』です。現代の言葉で易しく訳されているだけでなく、各項目に「留意点」や「解説」の欄を設け、重要項目について丁寧に解説してくれています。
原典の補足という立ち位置なのでしょうが、モラロジーを学んでいると随所で感じる「もう一歩、深くその意図・意味を知りたい」という思いに、まるで講師の先生のようにずばりと答えてくれます。
個人的なお気に入りは「解説5・道徳と宗教や信仰との関係」(P71)です。気になった方は、ぜひページを開いてみてください。(古川)