あなたの周りに
☑周囲への配慮がない
☑自分の利益や欲求が最優先
☑人の意見を聞かない
☑自分を客観的にみられない
こんな人はいませんか?
自己中心的、いわゆるジコチューな人を理解するのに役立つ本、問題のある性格を変えるヒントになる書籍をご紹介します。
あなたは「自己中心的」な人に振り回される経験をしたことがありますか?または、自分が「自己中心的」なのではないかと悩んだことはありませんか?どちらの場合も、とても苦しい気持ちになってしまいますよね。対処法を誤ってしまうと、人間関係だけでなく、日常生活に影響が出てしまうようなことにもなりかねません。実は「自己中心的」な行いの裏には、さまざまなネガティブな感情が隠れています。苦しみを生むネガティブな感情とどう向き合っていけば心が「ラク」になるのか教えてくれる1冊です。
――葛藤は、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。(中略)その状況に気づいた
ときに、自分の中にある、相反する考え、感情や欲求について考えてみるチャンスが訪れるのです。(本文より引用)
心のメンテナンスが必要になったら、ぜひ一度読んでみてくださいね。
7つの感情
――営業も宴会サービス係も、相手の立場や苦労を考えずに、自分の不満だけをぶつけ合っているのを目の当たりにして、私は、この現場には「WE(私たち)」の意識が欠けていると思いました。
そこで、まずは「皆さんは今、どこに立って何を見ていますか?」と尋ねました。次に「〇〇なのに」という思考を「〇〇のおかげ」と書き換えてみませんかと提案しました。(本文より引用)
〇〇なのに、という表現をよく使っていませんか?そこには、私はこんなにやっているのになぜ理解してくれないんだ、という何事も自分最優先の性格が見え隠れします。私たちの中には、自分にそんなつもりはなくても自己中心的な部分も隠れているのではないでしょうか。「相手の立場に立って相手の目線で物事を見る」、よく見聞きするフレーズですが実はとっても難しい。本書では1か月分の実践ヒントで自分自身と向き合うための習慣づくりがまとめられています。
人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか
正論を押し付けすぎるようなタイプの人も、もしかしたら「自分のルール」にとらわれている「自己中心的」な人かもしれません。心当たりがある人はいませんか?
著者の池田繁美氏は、かつては思い通りにならないとすぐにイライラしてしまい、他人を責める性格だったそうです。しかし著者はその心の「クセ」を直していくことに目覚めました。
――「自我にしがみつこうとする心のクセ」をなくすと、損得や感情にとらわれず、すべてをあるがままに受けいれることができるようになります。それが「自己を忘れる」ことであり、「素直になる」ということだったのです。(本文より)
素直になることは、「我が儘(わがまま)」を貫くことではないと、本書は気づかせてくれます。
素直な心に花が咲く
責める心とのつき合い方
自分と折り合いが悪い人や納得できない行動をする人、自分にとって不快なことをする人などと接すると、心の中でその人を責めてしまうことはないでしょうか。では、人を「責める心」が生まれてしまったとき、どうすればよいのでしょうか。(本文より引用)
その正義感は誰のため?
自分にとって、正しいと思う行動や発言をしていても、周囲の人々の賛同を得られず、戸惑いを覚えたことはありませんか?もしかしたら、その「正しさ」は自分だけを基準にしているのかもしれません。では、自分が「正しい」と思ったことをしようとする際、どのようなことに気を付けなければならないでしょうか。(本文より引用)