「もっと頑張らなきゃ」と肩に力が入り過ぎていませんか

今日は、人間力向上に役立つ本のご紹介から。

『7つの感情 ―― 知るだけでラクになる』 玉井 仁 著

臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士などの

資格を持つ 玉井仁さんのやさしく、ためになる

書き下ろし。

読んでほしいところは

たくさんありますが、1つに絞るならココ↓↓

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この本では、

怒り、不安、恐怖、悲しみ、抑うつ、寂しさ、罪悪感

の7つの感情取り上げました。

皆さんも、これらの感情に振り回され、

苦しんだ経験があるのではないでしょうか。

感情はあなたを傷つけるために現れるのではなく、

むしろ、

あなたを守るために現れてくれている

と言われたらどうでしょう?

例えば、

怒りは「自分を大切に守るアラーム」

不安は「未来への備えを促すアラーム」

恐怖は「危険への対処を促すアラーム」です。

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感情は、

自分を「傷つけるため」にあると考えるか

自分を「守るためにある」にあると考えるか

この考え方の差が、

毎日の行動に及ぼす影響は小さくありません。

「こうだと思い込んでいたけど、

そうじゃなかった!」

そんな気づきが、

自分を成長させる大きなステップになります。

自己成長のプレッシャーは敵? それとも味方?

自分を改善し、成長をめざし続ける上では、

「高みをめざしていく」意識がとても重要です。

とはいえ、

常に「自分を高めなきゃ」と力が入りすぎると、

自分で自分にプレッシャーをかけ続けることになり、

心が消耗してしまいます。

目標にこだわりすぎて、

「今日も達成できなかった」と

マイナスに目を向けすぎると、

自分を肯定できなくなってしまいます。

次に、自己成長のプレッシャーを味方にする

ポイントをみてみましょう!

▼ポイント1 目標を小さなステップに分解する

あまりに大きな目標を設定すると、

取り組むためのプレッシャーが増して、

達成できなかったときの挫折感も大きくなります。

そんな時は、

目標を「小さなステップ」に分解してみましょう。

たとえば「毎日1冊の本を読む」という目標。

最初は気持ちが乗っているので達成できたとしても、

仕事帰りは疲れていて、集中力が続かなかったり

YouTubeの誘惑に負けてしまったり……。

そんな経験はありませんか。

私はたくさんあります……。

問題は、掲げた目標が身の丈に合っていなかったこと。

そこで、欲張らずに

「1日1ページだけ読もう」

「1か月で1章を読み終わろう」

というように、目標を小さなステップに分解し、

気力を振り絞らなくとも、

乗り越えやすいようにしました。

小さなステップなので、進む量はわずかです。

でも、達成できた充実感は残るので、

積み重なると自信になり、楽しくなってきます。

自己成長をめざす人は、いろいろなことを頑張れる人。

でも頑張りすぎると、すぐ息切れしてしまいます。

小さく始めて、大きく育てる。

これがポイントです。

「小さいことを積み重ねる事が、

とんでもないところへ行く

ただひとつの道だと思っています」

メジャーリーグの年間安打記録を破った時の

イチロー選手の言葉です。

▼ポイント2 自分にご褒美をあげる

自分を労わるために、リラックスして

小さなご褒美を用意するのも効果的です。

ご褒美といっても、お金ではなく、

ちょっとした体験や時間です。

たとえば……

・好きなスイーツを楽しむ

・お気に入りのカフェでリラックスする

・欲しかったアイテムを購入

・映画やドラマをのんびり見る

・小旅行に行く

・友人とごランチやご褒美ディナー

などなど。

何がご褒美になるかは、人によって違うでしょう。 

達成した自分を「褒める時間」を持つことで、

自己改善が楽しくなり、次の行動につながります。

時には肩の力を抜いて、

進んでいる自分を認めてあげましょう。

自己改善は、完璧な結果や大きな進歩を

追い求めることではありません。

自分が成長したいと感じた時、

少しずつでも前に進むことが大切です。

あなたのペースで一歩一歩進むことが、

最も自然で長く続ける成長の方法です。


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