家族や友人など、身近な人と過ごしているとき。
「今日は少し一人でいたい」
「本当は手伝ってほしい」
「その言い方、ちょっと嫌だな」
そんなふうに思っても、口に出せないことはありませんか。
「せっかく一緒にいるのだから」
「こんなことを言ったら、相手を困らせるかもしれない……」
「わざわざ言わなくても、これくらい分かってくれるだろう」
そう思って、言葉を飲み込む。
相手はいつも通り、こちらの気持ちには気づかないまま、
楽しそうに話しを続けていたりします。
すると、だんだんモヤモヤしてきて、
「どうして分かってくれないんだろう」
そんな気持ちになってくるんですよね。
私はこれ、よくあります。
分かってほしい。
でも、分かってほしいことを、自分からは言えない。
考えてみると、少し不思議です。
なぜ分かってほしい相手に、本音を言えなくなるのでしょうか。
そこには、人によっていろいろな気持ちがありそうです。
「わがままな人だと思われたくない」
「相手を困らせたくない」
「嫌われたくない」
「本音を言って断られたら傷つく」
「親しいのだから、言わなくても分かってほしい」
もしかすると、本音を言えないとき、
私たちは相手との関係を守ろうとしているのかもしれません。
大切な人だからこそ、関係を悪くしたくない。
だから、言わない。
その「言わない」という選択が、いつの間にか、
「どうして分かってくれないの?」
という不満に変わることがあります。
そう考えると、
「相手が分かってくれない」
だけでは見えなかったものが、少し見えてきます。
問題は、「本音を言えるか、言えないか」
だけではないのかもしれません。
言おうとしたとき、自分の中で何がそれを止めているのか。
そこに目を向けてみると、
自分でも気づいていなかった気持ちが見つかることがあります。
相手を大切にしたい気持ちかもしれない。
傷つきたくない気持ちかもしれない。
あるいは、
「この人なら、きっと分かってくれる」
という期待があるのかもしれません。
もし最近、「どうして分かってくれないんだろう」
と思ったことがあったなら。
相手のことを考える前に、一度だけ以下の問いを
自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。
<今週の問い>
私は、何を分かってほしかったのだろう。
そして、それを言葉にすることを止めていたのは、
どんな気持ちだったのだろう。
答えは、一人ひとり違うはずです。
その気持ちに気づくことで、相手との関係を少し違った角度から
見られることもあるのではないでしょうか。
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本音を伝えることは、
思ったことを何でもそのまま口にすることとは違います。
相手を大切にしながら、自分の気持ちもきちんと伝える。
人との関係の中で「誠実である」とは、
どういうことなのでしょうか。
以下の記事で、もう少し考えてみませんか。
「本当に誠実な人」の見分け方とは?言葉と行動ですぐにわかる
【 https://ecmoralogy.jp/blog/ecblog/43486/ 】
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