廣池春子【著】思ひ出

廣池千九郎と苦楽を共にした春子夫人が、過ぎし50年の思い出を語ったもの。

あらゆる窮乏に耐え抜いてきた夫妻の姿が生き生きと描かれている。

【主な内容】

第一章　生ひ立ちより婚約迄
第二章　故郷に於ける四年間の新婚生活
第三章　生活と苦闘の京都時代
第四章　上京して生活安定　　神宮皇學館教授に任官
第五章　喜びの絶頂から悲しみのどん底へ　学位拝受と天理教入り
第六章　家庭を忘れた学者　天理教から道徳研究へ
第七章　道徳科学の創建と専攻塾の創立から良人を見送るまで
第八章　戦後二年間の私の心境