「まだ頑張れる!」この気持ちが、自分を疲れさせていませんか?

いきなり質問ですが、あなたは自分に厳しい人ですか?

3つの質問でセルフチェックしてみましょう。

【チェックリスト】あなたは「自分に厳しい人」ですか?

□1 目標達成のため、努力を惜しまない。

□2 小さなミスや失敗も許せず、完璧を目指す傾向がある。

□3 他人には優しいが、自分に対しては厳しい評価を

    下してしまう。

もし1つでも当てはまったなら、あなたは素晴らしい

長所(ストイックな姿勢)を持っています。

でも同時に、その姿勢が、知らず知らずのうちに

あなたを疲れさせているのかも?

今回は、自分自身を労り、大切にするための心の習慣を

ご紹介します。

休息も「仕事の一部」

自分に厳しい人は、「休むこと」に罪悪感を覚えがち。

休みやリラックスの時間を「怠けている」「サボっている」

と感じてしまうために、疲れていても無理をして、

全速力で走り続けようとします。

しかし、常に全速力で走り続けることはできませんよね。

どんなに高性能な車であっても、オイル交換や

メンテナンスが必要なように、私たち人間も

心身を整える時間がなければ、やがて能力が低下し、

ミスが増え、成果が滞ってしまいます。

仕事でもスポーツでも、高いパフォーマンスを

持続する人ほど、休息を活動の一部として、

意識して活用しています。

心身を整える時間は、いい仕事をするために欠かせない

「仕事の一部」です。

自分を労るための3つの「許可」

ストイックな性質は、簡単に変えられるものではありません。

でも、自分自身にいくつかの「許可」を与えることで、

心の負担を大幅に減らすことができます。

今日から、ご自身の心に以下の3つの許可を与えてみましょう。

【許可1】「今日はこの程度でいい」の許可

体調がすぐれない時や気分が乗らない時は、

無理に高いモチベーションを求めず、

「この程度でいい」や「今日は少し休んで気分転換しよう」と

調整することを許可しましょう。

完璧主義を手放し、臨機応変に予定を変更する心の柔軟性を

持つことが、結果的に継続力につながります。

【許可2】「余白」を持つ許可

スケジュールを隙間なく詰め込む傾向を止め、

会議や作業の間に、意図的に「自分の時間」や

「余白の時間」を確保しましょう。

これはサボりではなく、アイデアを練るための大切な

充電時間です。余裕を持った時間割こそが、忙しさに

振り回されない成果を生みます。

【許可3】「ありのままの自分」を認める許可

「完璧な自分」だけを愛するのではなく、

「いい状態も悪い状態も、これが今の自分だ」と、

丸ごと受け入れる許可を与えましょう。

自己肯定感とは、困難な時でも

しなやかに立ち直る力(レジリエンス)の源泉です。

この自己受容から、真の強さが生まれます。


いかがでしたか?

自分に厳しくストイックであることは、

目標達成のための素晴らしい長所です。

しかし、本当の厳しさとは、

優しさや柔軟性もセットになるのです。

自分の努力を認め、労り、休ませる「優しさ」もまた、

あなたに必要な強さの1つです。

自分に厳しくしすぎないための具体的な考え方や、

心の状態に合わせた調整方法について、

さらに詳しく知りたい方は、

お勧めブログをご覧ください。


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