ニューモラルNo.673（令和7年9月号）

長寿社会を生きる

世界有数の長寿国となった日本。長く続いていく老年期を生き生きと生きるには、何が必要でしょうか。

「一人ひとりの心がけ」という視点から考えてみませんか。

【今月の言葉】高齢者と共に生きる

高齢化の問題について考えるときは、国や自治体の施策だけでなく、私たち一人ひとりの姿勢についても考える必要があります。高齢者を人生の先輩として尊重し、温かい心のつながりを築いていく上では、高齢者に目と心をしっかり向け、「共に生きる」ということを発想の原点にすることが求められるでしょう。

家庭や地域社会などで日常的に接する相手を気づかい、お世話をさせてもらう中で、私たちの思いやりの心は育っていきます。それは私たち自身が心豊かな老後を送る上で最大の財産となるでしょう。

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