総合人間学としてのモラロジーの研究成果を発表する学術研究誌
今号は、長年にわたって道徳科学研究センターで研究と後進の育成に取り組んできた伊東俊太郎先生と服部英二先生の対談を特集したほか、研究センターでの講演を基にした大阪教育大学・水野治久教授の講演論文を収録しています。
また、前号に引き続き、英国法曹界で指導的立場にあったロバート・E・ボール氏によるモラロジー論の翻訳の後半部分を掲載しています。
【目 次】
<対談>
麗澤での日々を振り返って(伊東俊太郎×服部英二)
<講演論文>
教員のチームによる問題行動、いじめ、不登校児童生徒への援助(水野治久)
<翻訳>
王位・聖人・最高道徳(下)(ロバート・E・ボール / 北川治男 監訳)
<論文>
テキスト分析に基づく品性資本定量化の再検討 ―― 道経一体経営とパフォーマンスの関係に関する実証研究(横田理宇)
廣池千九郎における正義と慈悲Ⅰ ―― 先行研究の整理と評価/正義と慈悲総論①(竹中信介)