総合人間学としてのモラロジーの研究成果を発表する学術研究誌
平成30年2月26日に開催された、平尾賢弘氏によるモラロジー研究所道徳科学研究センター主催の「特別研究会」の講演録や、平成30年6月27日に開催された、ケビン・M・ドーク教授による道徳科学研究センターの「特別講演会」の講演録などが掲載されています。
【目 次】
<講演>
コーチングの特色と可能性―—「つくる力」を高める――(平尾賢弘)
<講演論文>
徳、法律、政治と教育についての雑感(ケビン・M・ドーク / 尾高秀之 訳)
<論文>
廣池千九郎の自然観とその現代的意義—―科学と宗教の対話、そして調和へ——(竹中信介)
<史料紹介>
「石清水臨時祭」の再興と図画(所 功)
<翻訳>
王位・聖人・最高道徳(上)(ロバート・E・ボール / 北川治男 監訳)
<書評・図書紹介>
立木教夫著『心―—脳研究とモーラルサイエンス』 (小山高正)
<論文>
廣池千九郎が提起した「最高道徳」の内容と構造に関する考察 (梅田 徹)
モラロジー研究史における人間観・自己観の特徴と課題—―「価値実現」から「意味創造」に向けた対人援助論アプローチ—― (木下城康)