井出 大 著
四六判 286頁
ISBNコード:4-89639-126-8
【主な内容】
広池博士の教え(一) (平成2年1月14日、柏生涯学習センター「論文・概説講座」特別講義)
•はじめに
•「モラロジー」とは何か
•道徳的感情を懐く
•原因と結果
•思いやりの心
•「祈り」
•総合的な理解を
•感化力
•神について
•「MCバッジ」
•日常生活の中で教訓を生かす
広池博士の教え(二) (平成3年7月13日、御殿場生涯学習センター「概説講座」特別講義)
•はじめに
•広池博士のモラロジーの説き方
•人様とは
•心の使い方
•情理円満
•親心
•天地自然の法則(現象の理)
•信仰心について
•原稿執筆の姿
•慈悲寛大自己反省の精神
•言外の真理と悟り
•温かい思いやり
•伝統の大恩
•神仏は異名同種
•モラロジーの原点について
•広池博士の講演
•祈り方
•最高道徳の実践原理について
•「寒の地獄」での広池博士
•最晩年のこと
•最後のご入浴
広池博士の教え(三) (平成4年5月3日 御殿場生涯学習センター「青年講座」特別講義)
•はじめに
•広池博士の教え方
•『道徳科学の論文』第二版の自序文を読め
•思いやりの心
•本当の人心救済
•祈り
•天地の法則 ―― モラロジーの全体像
•神 仏
•広池博士の行き方に学ぶ
•原典に対する心得
•若いときに入ったモラロジーは忘れない
•自我没却神意同化の自治制について
•まとめ
広池博士の教え(四) (平成4年9月、畑毛記念館における講話)
•はじめに ―― 広池博士との出会い
•自我を取り去るのではなく、慈悲の心を持つことに努めなさい
•大事にすれば大事にされる、愛すれば愛される ―― 道徳の根本について
•「天地の法則」とは
•相手の幸せを祈る心 ―― 真の知恵
•「因果律は自分持ち」
•谷川講堂を開設した理由 ―― 霊肉併せ救う
•「モラロジーの父」として
•土地購入の困難
•ご神壇
•指導者への親心
•「青年さえしっかりしていれば・・・・」 ―― 青年研究会の発端
•まとめ
広池博士の教え(五) (平成5年4月、御殿場生涯学習センター「センター講座」特別講義)
•はじめに
•「最高道徳」を敬遠する理由
•「最高道徳」を総合的に理解する
•生きた道徳
•教えの生命
•自己反省
•因果律の教え
•見えないものを信じる心
•まとめ
広池博士の教え(六) (平成5年10月17日、御殿場生涯学習センター「センター講座」特別講義)
•はじめに
•ある質問
•「自然の法則」について
•「悟り」、「祈り」
•「最高道徳」とは
•理想的な家庭を築く心づかい
•「道徳」に対する偏見
•「モラロジー」は難しくない
•まとめ
広池博士の教え(七) (平成6年1月9日、畑毛記念館における講話)
•はじめに
•信仰心の大切さ
•「最高道徳」とは
•至誠と祈り
•天地自然の法則と「自己反省」
•神 仏
•広池博士を偲ぶ
•まとめ ―― 幹部への期待
付録――広池博士の言葉
あとがき
井出 大(いで ひろし)
大正6年3月27日、静岡県田方郡函南町畑家に生まれる。広池千九郎博士が明治38年病気療養のため畑毛温泉に滞在されていた時、地元で漢学の塾を開いていた祖父井出登氏が広池博士に指導を頂いていたことが縁となり、昭和11年より広池博士に師事し、昭和13年6月4日、博士が逝去されるまで側近の書生としてお仕えする。その後、モラロジー研究所広池千九郎記念館で広池博士の遺稿の整理、保存に従事する。モラロジー研究所畑毛記念館主任、モラロジー研究所参与、同社会教育講師などを歴任。