「若者は日本再建の情熱を持て!」
――師の一言に心を動かされ、モラロジーと共に歩んで六十余年。みずからを生かし、導いてくれた諸恩人への感謝と、後世への思いを綴る。
【主な内容】
第1章 モラロジーとの縁
第2章 恩師に導かれて
第3章 後世への思い
第4章 品格をめざす経営の心――人づくりこそ企業づくり
終 章 誇りある国づくりをめざして――親孝行と愛国心のすすめ
【著者略歴】
永冶 千冬(ながや ちふゆ)
昭和4年(1929)、岐阜県に生まれる。23年にモラロジー研究所の社会教育講座を受講、修了後は奉仕者として1年間の研修生活を送る。25年から27年まで元皇族・賀陽家の書生を務める。その後日本大学に進学し、卒業後の31年、モラロジー研究所の職員となる。出版部長、開発部長、相談部長、講師室顧問、麗澤海外開発協会監事等を歴任。現在、モラロジー研究所参与、同社会教育講師。