『れいろう』令和7年9月号

『れいろう』令和7年9月号

商品情報

『れいろう』令和7年9月号

親孝行は、誰のため?

商品説明

誌名『れいろう』は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏(はちめんれいろう)」という言葉に由来しています。

今月の表紙:「茄子紺」 (表紙絵:おのでらえいこ)

初夏から秋まで長く出回る茄子。光沢のある黒に近い紫色の表皮と中身の翡翠色の対比も美しい。ことに「茄子紺」と呼ばれる鮮やかな紫色に漬かった茄子のぬか漬けの味と色合いの美しさ。なのに姑の嫁いびりというネガティブな解釈もあることわざ「秋茄子は嫁に食わすな」に登場させられてしまったのが、何とも気の毒である。

親孝行は、誰のため?

「孝は百行の本」という言葉があるように、親孝行はすべての善行の基本であると考えられています。なぜ、それほど親への恩返しが大切とされているのでしょうか。それは単に”親のため”だけに行うものではないからです。今月は、改めて親孝行について考えてみましょう。

【主な内容】

<今すぐできる 親孝行のレシピ 23>「天国の両親を安心させられる」親孝行のアドバイス / 志賀内泰弘

<絵草紙屋れいろう堂 11> なまづ蒲やき / 作者不詳

<れいろうカレッジ>

今月のテーマ:親孝行は、誰のため?

【ステップ① 考えてみよう】親孝行がしたいと思えません

【ステップ② 学んでみよう】報徳仕法で多くの人々を救った二宮尊徳に学ぶ、「親孝行」の大切さ / 歴史作家 河合 敦

【ステップ③ 深めてみよう】言外の真理を悟りてこれを行う

立ち読み
立ち読み

<家族で論語「子曰く」 22>父母は唯だ其の疾をこれ憂う

<親子で語り継ぎたい ふるさと偉人伝 69>国も時代をも超えた感謝の思い ── 日本と台湾を未来につないだ後藤新平 / 白駒妃登美

<今日から始める 自分磨きの習慣 140>エネルギーの伝播 / 三枝理枝子

<日本さんぽ 45>宇佐市(大分県)

<凜として麗しく 30> 暑いときこそ、慎みある美しい所作を / 森 日和

<大津たまみのこころ晴れ晴れ片づけ日和 9> 小さな習慣で、いつもキレイな空間をつくりましょう / 大津たまみ

<心に残る話>「なりたい自分で生きてみな」 / 中野 律

<日本美を伝える 93 感性が目覚める をかしめでたし日本の暦編>長月 月を愛で、心を整える / 石川真理子

<一隅を照らす 9>活弁 / 活動写真弁士 / 佐々木亜希子

<なぞって味わうこの一文 9>『百人一首』

<みんなのれいろうワンダーランド>【クイズの国】【まちがいさがしの国】

<次号予告 / 編集つれづれ記>

<ご案内>

<読者のひととき>投稿コーナー

<編集スタッフが選ぶ あの本、この本 21>

『生涯教育の先駆者_廣池千九郎物語』

物語

本書は、モラロジー(道徳科学)の創建者・廣池千九郎のジュニア向け伝記です。企画段階では「子供向け」と称されましたが、後に読者対象を小学校の高学年から中学生に定めたということもあり、帯にも「ジュニア版」と記されています。ページ数は無理なく一気に読める絶妙な量で、所々に差し挟まれたイラストが、内容の理解をサポートします。ジュニア版とはいうものの、要所が押さえられているため、大人であってもすんなりと廣池の人生の歴史に入り込むことができ、その人物像を深く知らない人であっても真の姿に近づくことが可能です。廣池をよく知る人が手に取れば、物足りなさを感じるかもしれませんが、本書が威力を発揮するのは、子や孫に「廣池千九郎ってどんな人?」と問われたときに、子供の目線で答えられるということです。子供の視点で読んだとき、新たな知見を得ることもできるでしょう。また、子供が小学校の低学年であれば、読み聞かせもできます。廣池の人生から、人づくり、国づくりにかけた強い思いを感じて自らに生かしていきたいものです。(編集担当:忍足 卓行)

<ジェイソン・モーガンの日日是好日 最終回>画面と几帳

先月号の読者の声

「ふるさと偉人伝」の工藤俊作艦長の話ですが、敵を助けることは私にはとても出来そうにありません。それは怖いからだと思います。人の恐れを超える武士道とは本当にすごいと思いました。(青森県 50代・男性)
「家族で論語」の〝止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり〞、何事も自分の責任で決めることを自覚したいと思います。(北海道 90代・男性)
今回の「れいろうカレッジ」〝「良いこと」の落とし穴〞のステップ3は、私自身の中に起こり得るさまざまな出来事に当てはめてみて、学ばせていただき、安心の心へと導いていただけることが嬉しいです。(大阪府 80代・女性)

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誌名「れいろう」は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏」という言葉からとっています。「れいろう」は、モラロジーに基づいた生き方を考えていく「心の生涯学習誌」です。”心のあり方が人生をつくる”を視点に、人間性・道徳性を育て、 豊かな人間関係を築いていくための情報を提供しています。

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