誌名『れいろう』は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏(はちめんれいろう)」という言葉に由来しています。
3月、啓蟄。快晴の空の下、まだ風は頬に冷たい。野原に寝転んでみると、意外にも穏やかな暖かさに驚く。枯れ草や早春の草花に覆われた土の匂いがみずみずしい。冬眠から覚めて地上に出てくる小さな生き物たちの揺り籠の馥郁たる香りは、地面の下にはるかに広がる地球の歴史を思い起こさせてくれる。
年齢を重ねるごとに経験が増え、次第に自信をもてるようになる人も多いのではないでしょうか。しかし、自分を信じすぎると、過信になってしまい、それがおごりや高慢な心を生み、周囲の人との摩擦や仕事などでの失敗につながります。
「自信」が「過信」にならないためには、どのようにすればよいのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
<今すぐできる 親孝行のレシピ 17>「ささいなことで親と心を近づけられる」親孝行 / 志賀内泰弘
<絵草紙屋れいろう堂 5> 隅田川花見 / 歌川国芳
<れいろうカレッジ>
今月のテーマ:「自信」と「過信」
【ステップ② 学んでみよう】自分の力を信じて突き進んだ松平定信 / 歴史作家 河合 敦
【ステップ③ 深めてみよう】断えず向上して終身努力す
<家族で論語「子曰く」 15>君子は義に喩り、小人は利に喩る
<親子で語り継ぎたい ふるさと偉人伝 63>人々の心に寄り添ったふたりの将軍 ── 徳川宗家をつないだ吉宗と家茂 / 白駒妃登美
<今日から始める 自分磨きの習慣 134>善きことのお返し / 三枝理枝子
<日本さんぽ 39>厚木市(神奈川県)
<凜として麗しく 24> みんなを包み込む風呂敷大先生 / 森 日和
<大津たまみのこころ晴れ晴れ片づけ日和 3> 片づいた空間は、七つの幸せをもたらしますよ / 大津たまみ
<心に残る話>再生記念日 / 岩井俊憲
<日本美を伝える 87 感性が目覚める をかしめでたし日本の暦編>弥生 春は足元から / 石川真理子
<一隅を照らす 3>肥後象嵌 / 肥後象嵌師 大住裕司
<なぞって味わうこの一文 3>『枕草子』 / 清少納言
<みんなのれいろうワンダーランド>【クイズの国】【まちがいさがしの国】
<次号予告 / 編集つれづれ記>
<読者のひととき>投稿コーナー
<編集スタッフが選ぶ あの本、この本 15>
平成30(2018)年11月19日、ダライ・ラマ法王十四世が千葉県柏市に来臨され、麗澤大学の学生と麗澤中学・高等学校生など約1700名を前に、「慈悲心は世界平和の源~日本の高等教育への期待~」と題して講演されました。本書はさらに、ジャーナリストの櫻井よしこ氏の解説とロブサン・センゲ氏(チベット亡命政府首席大臣<当時>)の講演を加え、メディアがあまり取り上げないチベットの状況について紹介しています。ダライ・ラマ法王の第一声は、「世界の70億人の人々は皆同じであるということです」でした。どんなに厳しい苦難の中にあっても、慈悲の心の大切さを訴えられる講演に触れると、自分の中の良くない感情が浄化されていくようです。また、若い世代との交流を見ていると、未来への期待が高まります。本書を読み終えたとき、「今こそ、ダライ・ラマ」というタイトルが胸に落ちてくることと思います。法王は、お帰りになる前、キャンパスの片隅にゲンカイツツジを植樹されました。今、慎ましく、しかし力強く成長しているそのツツジを目にするたびに、法王の言葉が思い出されます。
(編集担当 忍足 卓行)
<オンラインDE道徳を学ぶ>
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<ジェイソン・モーガンの日日是好日 12>
走れ、市バス!
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誌名「れいろう」は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏」という言葉からとっています。「れいろう」は、モラロジーに基づいた生き方を考えていく「心の生涯学習誌」です。”心のあり方が人生をつくる”を視点に、人間性・道徳性を育て、 豊かな人間関係を築いていくための情報を提供しています。