道徳を考える月刊誌『ニューモラル』とは?
月刊誌『ニューモラル』は、心豊かな人生、楽しい家庭、明るい職場、住みよい社会をつくるため、人としての行いとともに、そのもとになる心のあり方(心づかい・考え方)を提唱し、読者の皆様とともに、これからの生き方を考えていきたいと願っています。
【テーマ】私が変わる、社会が変わる
環境が人をつくるのか。それとも、人が環境をつくるのか。……どちらの側面も事実といえるでしょう。
それでは、社会の一員としての一人ひとりの在り方について考えるとき、私たちが意識しなければならないのは、どのようなことでしょうか。
【今月の言葉】窓が一枚割れていると……
窓ガラスが一枚割れているのを放置すると、窓を割ることへの罪悪感が薄れ、他の窓も割る人が出るだけでなく、ごみが捨てられたりもして建物全体が荒廃し、犯罪の温床になっていくといいます。
同様に、きれいに整備された道にはごみを捨てられなくても、少しごみが目につくようになると、何気なく捨ててしまう人が増えてくるでしょう。こうしてごみが増えるほどに心理的抵抗は弱まり、結果としてゴミの山が生まれるのです。「このくらい、大したことではない」という心の隙こそが大敵といえるのではないでしょうか。
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