『れいろう』令和6年9月号

『れいろう』令和6年9月号
商品情報

『れいろう』令和6年9月号

「めんどくさい」を超える

商品説明

誌名『れいろう』は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏(はちめんれいろう)」という言葉に由来しています。

今月の表紙:「尾花色」 (表紙絵:おのでらえいこ)

中秋の名月のお供えには欠かせないススキ。花穂が風に揺れる様子が涼やかなことから、浴衣やうちわの柄によく描かれる。秋が深まるにつれて、その花穂は柔らかな綿毛のようにふわふわになり、全体が優しいクリーム色に包まれる。「ススキ」というより「尾花」と呼ばれるにふさわしい風雅なたたずまいとなる。

「めんどくさい」を超える

「良いことをしよう」「人のためになることをしよう」そう思い立って行動することは、とても素晴らしいことです。しかし思いがあっても腰が重くて、なかなか実行に移せない……。なんてことは、ありませんか。

せっかく自分の中に生まれた“良い思い”を、行動に移せるようになるためには、どうすればよいのでしょうか。一緒に考えていきましょう。

【主な内容】

<今すぐできる 親孝行のレシピ 11>「親と同居、あるいは近所に住んでいる場合」のアドバイス / 志賀内泰弘

<世界に誇る 日本のMATSURI 11> 神在祭 / 島根県出雲市 他

<れいろうカレッジ>

今月のテーマ:「めんどくさい」を超える

【ステップ① 考えてみよう】「人のためになること」とは?

【ステップ② 学んでみよう】コツコツと努力を重ね、偉業を成し遂げた伊能忠敬 / 歴史作家 河合 敦

【ステップ③ 深めてみよう】持久微善を積んで撓まず

<家族で論語「子曰く」 9>性、相い近し。習えば、相い遠し

<親子で語り継ぎたい ふるさと偉人伝 57>人道の尊さは、時を超えて ―― ユダヤ難民を救った陸軍中将・樋口季一郎 / 白駒妃登美

<今日から始める 自分磨きの習慣 128>人間は強くない / 三枝理枝子

立ち読み

人間は強くない

立ち読み

<日本さんぽ 33>半田市、阿久比町(愛知県)

<私たちのエシカルライフ 11> エシカルジュエリーを身につけて、社会も、環境も、笑顔も、美しく

<凜として麗しく 18> 大切に思う気持ちが伝わる名刺交換 / 森 日和

<本のソムリエおすすめ本>

・『「縄文と神道」から読む日本精神史』

・『あした死ぬ幸福の王子 ── ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」』

/本のソムリエ・「読書のすすめ」店長 清水克衛

<心に残る話>「この機能を信じます」 / 福田 誠

<女徳なくして国は栄えず 81・令和に生かしたい日本の伝統と美学編>都城大弓 日本人の美意識が集約された武具 / 石川真理子

<備えあれば憂いなし 21> 防災教育の必要性〈前編〉── 防災教育と避難行動 / 濱口和久

<日本の心を未来へ 21>メディアの罪と罰〈前編〉 ── 今もコントロールされている情報 / 葛城奈海

<編集スタッフが選ぶ あの本、この本 9>「史実が語る日本の魂」

史実が語る日本の魂

本書は、本誌で連載していた「語り継ごう日本の心」を単行本化したものです。当時は、今のような良き日本の歴史や文化に光を当てるテレビ番組などが少なく、そのアンチテーゼとして始まった連載だったと記憶しています。著者の名越二荒之助(なごしふたらのすけ)先生は、本書発行の4ヵ月前に亡くなられており、本誌連載時に担当を務めた私は、それが残念でなりません。名越先生はそのお名前とは違い、荒いところがない方でした。ソ連に抑留されたときの体験談を「社会主義を勉強させてもらった」と笑顔で話す一方、韓国をたびたび訪問され、日本に良い感情をもたない人に対しても、はっきりと意見を述べる芯の強さをもった方でもありました。名越先生は「どの国も自国は正義だと信じている。日本も尊敬されるようになるには、自国の立場をもっと主張することが大切だ」とおっしゃっていました。自国の立場を主張するには、自国のことをもっと知る必要があります。本書には日本の良き歴史と功績が詰まっています。そこには、私たちがあまり教わってこなかった日本の魂があると感じるのです。

(元編集担当 忍足卓行)

<バックナンバー>

<みんなのれいろうワンダーランド>【クイズの国】【まちがいさがしの国】

<次号予告/編集つれづれ記>

<読者のひととき>投稿コーナー

プレゼント

<ジェイソン・モーガンの日日是好日 5>

日本語という〝英語〟

先月号の読者の声

「れいろうカレッジ」の”ご自愛ください”を読みました。私は外では、つい人に迷惑をかけてはいけないと自分で抱え込んでしまいがちなのは、”我欲”が強いからですね。みんなと話し合い助け合っていくことが大切と思いました。逆に、家事では妻に任せがちです。できるところから家事をして妻を助けてあげなければと反省しました。(和歌山県 70代・男性)
「れいろうカレッジ」の「学んでみよう」で取り上げられていた貝原益軒については、これほどわかりやすく、うまくまとめられている資料はなかったので、とても勉強になりました。貝原益軒について詳しく知りたかったので、嬉しかったです。
また、「ふるさと偉人伝」では新しい千円札の北里柴三郎について学ぶことができてよかったです。早々と新千円札の北里柴三郎の勉強ができて嬉しかったです。(大阪府 30代・女性)

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誌名「れいろう」は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏」という言葉からとっています。「れいろう」は、モラロジーに基づいた生き方を考えていく「心の生涯学習誌」です。”心のあり方が人生をつくる”を視点に、人間性・道徳性を育て、 豊かな人間関係を築いていくための情報を提供しています。

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