道徳を考える月刊誌『ニューモラル』とは?
月刊誌『ニューモラル』は、心豊かな人生、楽しい家庭、明るい職場、住みよい社会をつくるため、人としての行いとともに、そのもとになる心のあり方(心づかい・考え方)を提唱し、読者の皆様とともに、これからの生き方を考えていきたいと願っています。
【テーマ】「してあげたい」の落とし穴
人の手助けをして相手に喜ばれたら、自分自身もすがすがしい喜びを味わうことができるでしょう。しかし、相手のためによかれと思ってすることでも、良い結果につながらない場合があります。
「独りよがり」に陥らないためには、何が必要でしょうか。
【今月の言葉】自分勝手な思いやり
私たちは一人ひとり異なる立場に身を置いており、物の見方や考え方にも大きな違いがあります。しかし、その事実を忘れて自分本位の考えで物事を判断し、自分が良いと思ったことを押し進めてしまうことはないでしょうか。
それは「困っている人の力になりたい」という思いが強いときほど注意が必要です。「思いやり」のつもりで相手に余計な苦痛を与えることのないように、とりわけ苦しみや悲しみの中にある人と関わる際は一度立ち止まり、相手の気持ちや状況に十分に思いを巡らすことを心がけたいものです。
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