大量生産、大量消費、大量廃棄の時代――そういわれるようになったのは、いつの頃からでしょう。
お金さえあれば、食品も生活必需品も難なく入手できる現代の日本。物質的に満ち足りた生活を送る中でも、今、改めて「もったいない」という心を思い起こしてみませんか。
自然の恩恵を受けて成り立っている私たちの生活。しかし石油をはじめとするエネルギー資源の問題一つとっても、無限に埋蔵されているわけではありません。私たちは豊かで快適な暮らしを追求する中で、自然を好き勝手に利用してきた面があるのではないでしょうか。それが度を越したことで自然との調和が崩れ、環境問題が引き起こされたのでしょう。人間も自然の一部であり、自然と調和して生きていくべき存在なのだという自覚を持つことが、環境問題を解決する上での第一歩になるのではないでしょうか。