『年収が2倍になる! 究極の習慣術』
『人生をリセットする! 最高の転職ガイド』
『嫌な人間関係を一掃する! 最強の仕事術』
こんな見出しの本や記事がついつい気になってしまう。
そんなことはありませんか?
人はとかく「才能」や「恵まれた環境」「高い収入」といった
目に見えるものこそが、揺るぎない幸せを与えてくれると信じ、
その方法を追いかけがちです。
ただ、実際それで、欲しかった幸せが本当に手に入るのか。
各界のトップリーダー約1,000人にインタビューをしてきて分かったこと、
それは「目に見えるもの」だけ追いかけても、心は満たされないということ。
彼らはこう振り返ります。
「手に入れた瞬間は嬉しかったが、すぐに虚しくなり、
さらに大きな成果を求めてしまう」
「目標達成という一時的な喜びは、すぐに当たり前になる。
幸せを直接追いかけても、幸せにはなれない」
せっかく努力してそれらを手に入れたのに、
なぜか心は満たされず、別の不安や不満が生まれてくる――
そんなパラドックスが、現実には少なくないのです。
今週は、人生を不幸のサイクルから幸福のサイクルへと「転換」させるために、
具体的に何を習慣化すればいいのか?をご紹介します。
人生を好転させる「3つの心の習慣」
この3つの心の習慣は、あなたの心のあり方を
「不幸な状態」から「幸福な状態」へと
確実に導く羅針盤です。
では、その3つとは何か。
「外へ」「内へ」「他者へ」の3つのステップに分けて考えます。
【第1の習慣】
感謝の習慣(意識を「外へ・見出す」)
私たちは、日常の忙しさの中で、自分の周囲にある「当たり前の恵み」を見過ごしがち。
感謝の習慣は、意識を自分の外側に広げ、普段見過ごしている人々の努力や、
身の回りのささやかな恵みを見出すことから始まります。
【第2の習慣】
自律の習慣(心を「内へ・整える」)
ストレスやトラブルが起こったとき、つい「環境のせいだ」「あの人のせいだ」と
他者に責任を求めてしまうことはありませんか?
自律の習慣は、意識を自分自身の心に向け、外部ではなく、
自分の心の状態を客観的に見つめ整えることです。
この自律こそが、何があっても揺るがない心の土台となります。
【第3の習慣】
思いやりの習慣(価値を「他者へ・与える」)
心が感謝と自律で満たされたとき、自然と生まれるのが
「他者に貢献したい」という気持ちです。
思いやりの習慣は、自分の都合や利益を優先する「自分本位の心」をコントロールし、
誰かを喜ばせるために価値を与える行動です。
この「与える」行為こそが、最終的にあなた自身の人生に大きな喜びと豊かさを返してくれるのです。
いかがでしたか?
「人生を豊かにする」とは、この3つの心の習慣を毎日少しずつ繰り返すことです。
この小さな「心の習慣」の積み重ねが、あなたの「人間性」となり、
やがて信頼と喜びに満ちた人生という形であなた自身へと返ってくるのです。
では、これらの習慣を身に付けるためには、具体的にどうすればいいのか?
次回は、1つめの「感謝の習慣」から詳しく見ていきましょう。
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