本日は「習慣」について、一緒に考えてみましょう。
ここ半年を振り返って、
継続している「良い習慣」はいくつありましたか?
私は毎年、元旦に
「今年、新たに始めたいこと、やりたいこと」をじっくりと考え、
ノートに書き出すことを毎年続けています。
とはいえ、半年後に、
ノートに書き出した項目を見返してみると、
実際に行動に移して、継続できているものは半分ほど。
せっかく「今年はこれだ!」と選択したにも関わらず
自分のものにできず、理想で終わってしまうって、
実にもったいないですよね。
では、どうしたら「良い習慣」を、無理なく、そして
確実に自分のものにできるのか。
数ある書籍や先行研究を調べてわかったのは、
習慣化のカギは「仕組み化である」ということ。
人間の脳は、できるだけエネルギーを使わないように
できています。
だからこそ、意識しなくても自然と行動できる
「仕組み」を作ることが習慣化の最大の近道なんです。
では「仕組み化」するには、
具体的にどうすれば良いのかを見ていきましょう。
1.「小さく始める」が成功の鍵
新しい習慣を始める時、
私たちはつい完璧を目指してしまいがちです。
「毎日1時間運動する」「毎日100ページ本を読む」。
これでは始める前からハードルが高すぎて、
挫折してしまいます。
大切なのは「バカバカしいほど小さく始める」こと。
たとえば「毎日1時間運動する」ではなく、
「玄関のドアを開けるだけ」 または
「スクワット1回だけ」から始める。
たとえば「毎日100ページ本を読む」ではなく、
「本を手に取るだけ」 または
「1行だけ読む」から始めてみる。
これなら、「できない」言い訳が見つかりませんよね。
この「小さな一歩」を毎日続けることで、
脳は「これは簡単なことだ」と認識し、
徐々に抵抗がなくなっていきます。
そして、一度始めれば、意外と続けられることが多いのです。
2.「既存の習慣」に紐づける「アンカリング」
新しい習慣を既に確立されている日常のルーティンに
「結びつける」ことで、無理なく組み込むことが
できます。
これを「アンカリング」と呼びます。
たとえば、
「歯磨きが終わったら、スクワットを3回する」
「朝コーヒーを入れたら、その間に
今日のやることのリストを1つだけ書く」
「夜ベッドに入ったら、今日の感謝を1つだけ考える」
このように、既に無意識に行っている行動とセットにすることで、
「次は何をすべきか」と迷うことなく、
自然と新しい習慣に移せます。
3.「記録する」ことで達成感を可視化する
人間は、進捗が見えるとモチベーションを
維持しやすくなります。
簡単なもので良いので、習慣化した行動を
「記録」してみましょう。
たとえば、
「カレンダーに毎日チェックマークをつける」
「スマホアプリで回数を記録する」
「手帳に一言、感想を書く」
記録を見返すことで、
「これだけ続けられた!」という達成感が得られ、
それが次の行動への強い原動力になります。
ちなみに1日1万歩の習慣づくり中の私は、
歩数と消費カロリーを管理できる
iPhoneのヘルスケアアプリを重宝してます。
「達成しました!おめでとうございます」
なんてメッセージで
祝福してくれるのが、モチベーションになってます。
「選択」と「習慣化」は、自己成長の両輪です。
「何を始めるか」という賢い「選択」ができたら、
次は「どうやって続けるか」という
「習慣化」の力を借りましょう。
小さな一歩から始めて、既存の習慣と結びつけ、
そして記録する。
このシンプルな「仕組み」を取り入れることで、
あなたはもう「三日坊主」とはおさらばです。
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