自己成長に役立つライフハック術 ―― パレートの法則・2分ルール

もし自由に使える時間が、あと1時間増えたとしたら、

あなたはその時間を、何に使いますか?

どんなに頑張ったところで

「1日=24時間」という枠は変えられません。

ただ、与えられる時間の使い方を見直し、

いつもの暮らし、いつもの仕事の運びを

スマートにできたのなら、

時間が増えたように感じるでしょう。

今日は、そんなスマートライフに役立つ

おすすめの「ライフハック(仕事術、生活術)」を

ご紹介します。

「80/20の法則」を使いこなす 

最初にご紹介するのは

「パレートの法則(80/20の法則)」です。

私たちの「成果の80%」は、

「全体の20%」の行動や努力から生まれるという法則

ビジネスの分析等ではよく使われますが、

これがスマートライフに役立つライフハックにも

なるんです。

例えば、自分磨きのための読書や勉強をしたいけれど

いつも後回しになって、進められていないという方。

仕事で疲れて帰った後は、集中力が続きにくいし、

リラックスしたい欲求との闘いですよね。

そんな時は「パレートの法則」を活用して、

一日で最も脳がよく働く、起床後の朝の時間帯に

シフトしてみてはどうでしょうか。

読む本も、高評価や信頼できる人が推薦してる本など

良書率の高そうな本から優先的に読んでいく

というふうにすると、時間を有効に使えます。

私はこの「パレートの法則」を知らなかったがために

ずいぶん遠回りしました。

15年ほど前の私は、編集現場で朝から仕事をし、

日付が変わるまでずっと職場のデスクで仕事、仕事。

とはいえ、夕方を過ぎると集中力が切れてきて、

原稿を書こうにも頭が回りません。

終わらない仕事に徒労感を覚えながら帰宅し、

眠りも浅い。

いつも疲れが抜けきらない、という悪循環でした。

今考えると、最も体力が消耗している夜中に、

ラスボス級の仕事に挑むという非効率なことを、

何も考えずに繰り返していました。

その後、「パレートの法則」を知り、

ラスボス級の仕事は、最もパワフルな朝にやると

決めてから、帰宅が早くなりました。

とりたくてもとれなかった家族との時間も、

資格取得のための勉強時間もできて、

ずいぶん人生がスマートになったと実感しています。

人生で一番大切なことに、

大切な時間を使えていますか。

「2分ルール」で即行動を変える

自己の成長をめざす上で、重要なのは「行動」です。

頭ではわかっているけど、実行に移せない。

そんな人に役立つのが「2分ルール」です。

これは「2分以内で終わる作業は、すぐに始める」

というシンプルなルールです。

小さなことから始めると、自然と他の作業にも

取り組みの意欲が湧いてきます。

特に「人から頼まれたこと」で

2分以内にできそうなことは、すぐ対応すると

笑顔にできる人が増えます。

自分が「2分以内」にできることは何か。

それを意識して、コツコツ選択肢を増やしていけば、

それだけ人を喜ばせる力が高まるはずです。

毎日の小さな積み重ねが、あなたの成長につながります

自己成長は一朝一夕で達成できるものありません。

小さな改善をコツコツと積み重ね、

それが臨界点に達した時に

大きな変化にブワッとつながるイメージです。

毎日のちょっとした改善が、

あなたの成長を加速させる力になるはずです。

今日お伝えしたヒントを、 ぜひ日常に取り入れてみてください。


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