4月に入り、新生活が始まった方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、自分らしくいるための
「第三の居場所(サードプレイス)」について、
考えてみましょう。
海外視察であらためて感じたこと
春先は、寒かったり温かかったりで、
服装選びが難しいですね。
私は先月、タイに視察に行ってきました。
毎日半そでの暑さです。
行先は、首都バンコクではなく、
タイ最北端のチェンライという20万人都市。
その山岳地帯にある少数民族の村には
麻薬やエイズで両親を亡くした子供を預かり、
職業訓練をしている「メーコック財団」という
コミュニティがあります。
そこで3日間、子供たちと生活を共にしました。
夜はカエルの大合唱、
朝はニワトリの鳴き声で起こされ、
強めに雨が降ると、バ-ンと停電。
日本と比べたら、本当に「不便だらけ」。
でもその不便が、
日々時間に追われていた暮らしをリセットし、
立ち止まって人生の深呼吸ができた、
とても貴重な時間となりました。
日本に帰ってから、つくづく感じました。
仕事や自己成長は、もちろん大切。
ただ、心の健康をフレッシュに保つためには、
立ち止まって、グッと心の深呼吸ができる
そんな場や時間が、人間には必要なんだと。
そんな場所や人間関係を、皆さんはお持ちですか?
サードプレイスを見つける方法は?
では、どのように見つけたらいいのでしょうか。
ここで見つける方法をご紹介します。
段階1:自己理解を深める
=「どんな時に心地よいか」を知る
どんな人と話している時、
どんな場所にいる時に自分の心は安らぎ、
リラックスできるかを思い出してみましょう。
例えば、仮定の質問「もし自由に使える時間と
場所があったら、何をしたいか」を自分に投げかけ、
具体的に想像してみるのも一つです。
段階2:行動範囲を広げる =「接点」を増やす
自分の心が安らげそうな場所や時間が
ぼんやりみえてきたら、
初めて訪れるカフェ、図書館、公園、ギャラリーなど 普段行かない所に、勇気を出して訪れてみましょう。
物理的な場所だけでない!?
また、身近な人間関係を
「サードプレイス」に変えてみるのも一つです。
不安や悩みで心が一杯になってしまった時、
親身に話を聞いてくれる人が一人いるだけで、
心は楽になりますよね。
私はタイの経験を経て、「この人になら話せる」と
思える人の大切さをしみじみ感じました。
それと同時に、
その人にとって自分は「この人に話せる」と
思ってもらえているだろうか。
その人の「サードプレイス」になれているか、
と振り返ってみました。
いかがでしたか?
もし今、心が少し疲れていると感じたら、
無理に頑張りすぎず、誰かに頼ってみてください。
そして、元気になったら、
あなた自身も、誰かの心の拠り所となれるように、
意識できたらいいですね。
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