なぜ、あの人は誰とでもうまくやれるのか――人間関係の上手な人が心がけていること3選

4月から職場の人間関係がガラッと変わる、

そんな方も多いのではないでしょうか。

人間関係のよしあしは仕事の効率だけでなく、

働きがいや幸福感にも大きく影響することが、

最新の研究で明らかになっています。

では、どうしたら人間関係が上手になれるのか。

人間関係が上手な人も、

生まれつきコミュニケーション能力が

高かったわけではありません。

彼らは、相手を疲れさせる聞き方・話し方を

「絶対にしない」

そのことを心掛けているのです。

今回は、人間関係が上手な人が絶対にやらない

「相手を疲れさせる話し方・聞き方」を

3つご紹介します!

上手な人が絶対やらないこと その1「自分のことばかり話す」

こちらの話を聞かず、自分の話ばかりかぶせてくる。

こういう人との会話は、疲れますよね。

一度ならず、二度も三度も繰り返されると、

誰だって距離を置きたくなります。

心地よい人間関係とは、情報交換にせよ感情の共有にせよ

自分と相手の「相互作用」がうまく働いている状態のこと。

言葉のキャッチボールがとっても大切です。

「もしかしたら、自分やっちゃてるかも!?」

という人は次のことに気をつけましょう!

1)「話す」より「聞く」を常に意識する

2)悩みやネガティブな感情を打ち明ける場合は、

  相手の負担になりすぎないよう、状況、感情に配慮する

3)「聞いてもらったこと」への感謝の言葉を忘れない

上手な人が絶対やらないこと その2「答えにくい質問をする」

ここで、私が今まで取材してきた

約700人のトップリーダーに共通する

時間管理のスキルの原則と、マインドの原則をご紹介します。

<上手な時間管理のスキルを身につける3つの原則>

1)必ず「My締め切り」を決めて、逆算思考する

 人生は有限だからこそ、やりたいこと、

 やらなければならないことは先送りしない。

 自分で自分に締め切りを与え、どのように

 時間を使えばできるかを、具体的に考える。

2)休日は「重要度の高いこと」をじっくり考える

 時間管理では「優先順位決める」が必須ですが、

 平日はつい、目先の緊急度が高いものに

 時間がとられがち。

 トップリーダーは、週末のうち1日は休養に充て、

 もう1日は、

 人生の重要度の高い問題(どう生きるか)を

 じっくり考える時間に充てる。

あれってどう思う? 

なんでこうなんですか?

コミュニケーションのつもりで尋ねたのに、

言葉が返ってこなかった、明らかに困った顔をされた。

そんな経験はないでしょうか。

おそらくその原因は「あなたの質問が答えにくい」から。

インタビューの仕事を始めたころ、

こちらの質問への反応がいまいちなことが続きました。

最初は、相手がコミュ障な人なのだと思い込んでましたが、

後々になり、自分の質問が「答えにくい」ものだったと判明。

改善したら、世界が見違えました。

心当たりのある方は、次のコツを意識してください。

キーワードは「絞り」です。

 質問の例

 「このプロジェクトの将来性、どう思いますか?」

 質問が答えにくくなる一番の原因は、漠然としすぎていること。

 この質問では範囲が広すぎて、どこから答えていいか悩ましすぎます。

 相手が答えやすいよう、範囲を「絞り」、問い方を変えましょう。

  

 改善後

 「このプロジェクトの○○分野における3年後の見込みについて、

  具体的に教えていただけますか」

そのほか、たたみかけたり、口調が尖った態度は「詰問調」になり、

答えにくさを増します。

柔らかく、低い心の姿勢を心がけましょうね。

上手な人が絶対やらないこと その3「相手を操作しようとする」

人間関係が上手でない人に多いのは

「相手を変えれば人間関係が上手くいく」

と思い込むこと。

会話術や心理スキルを駆使して

自分の思う通りに相手を操作することにエネルギーを注ぎます。

もちろんスキルは大事ですが、

相手に原因を求める自分中心の考え方、心の持ち方は必ず、

表情や態度、声のトーンに表れ、相手に伝わります。

だからこそ人間関係が上手な人は目に見えないマインド、

つまり、どんな心で相手に接するかを意識し、

いつも穏やかな心でいることに、

人一倍エネルギーを注ぎます。

相手を変えようとしても、結局思い通りにはならず、

自分のストレスが溜まるばかり。

それよりも自分をアップデートさせ、いつもご機嫌な

自分をつくれたら、発する言葉はポジティブになり、

相手を疲れさせることも少なくなるでしょう。


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