今年こそ、自分を変えたいあなたへ

いきなりですが、クイズです。

一年は365日ですが、

「時間」に換算すると何時間でしょう?

↓ ↓ ↓

答えは、「8760時間」です。

365日×24時間をすれば割り出せる数字ですが、

意外に計算しないものですよね。

私自身、あるセミナーでこの質問を投げかけられ、

すぐに答えられませんでした。

時間って有限なんだ、と改めて気付かされました。

一年はまだ始まったばかり、時間はたっぷりある!

明日やろう………いや、来週やろう………

そう思っているうちに、3か月経っていた

なんてこと、私はよくあります。

新たな一年を迎え、何か新しいことを始めたい。

そう思いながらも、

何から始めたらいいかがわからなくて、

ただ時間だけが過ぎていった。

そんな経験、ないでしょうか?

新たな一歩は、

自分自身と向き合うことから始まるかもしれません。

新しい一年、自分と向き合うリフレクション

何か新しい事を始めたり、

目標を設定する時に役立つ手法として

「リフレクション(Reflection)」があります。

リフレクションとは、

過去の経験や出来事を振り返り、

自分の感情、考え、行動を見つめ直すこと

やり方は簡単です。

1)1日の中に5~10分でも静かな時間をつくる。

2)質問を自分に投げかける

3)自分の心の中に答えを探す

これだけです。

どんな質問を自分に投げかけるかというと

こんな感じです。

「最近、最も心に残った出来事は何だった?」
「その出来事で自分は何を感じた?どう行動した?」
「自分が大切にしているものは何だろう?」

まとまった答えがでなくても大丈夫。

どんな考え、どんな感情が浮かんでくるかを

観察することが大切です。

以前の私は、振り返ることをせずに、

何をやるにもやりっぱなし。

だから、気付いてもすぐ忘れてしまい、

積み重なっていきません。

成長できている実感もありませんでした。

でも、10年ほど前、いつも同じような

問題に悩み、同じような目標を掲げている自分に

気付き、リフレクションを始めました。

やってみて感じたのは、

自分のことを自分が一番よく分からなかった

自分理解が雑だったな、という思いです。

視野を狭めていた自分に気づいたリフレクション

ここで、若くして「サービス日本一」のコンビニ店を

育て上げた服部玲央さんのエピソードを紹介します。

日本の学校になじめず、

小・中学校にはほとんど通わなかった服部さんは、

がむしゃらな働きぶりから、

20歳でコンビニ店長に抜擢されます。

ところが、

任された店ではアルバイトの問題行動が目に付き、

店をよくしたい一心で彼らを叱り、

問題がある者は解雇。

自分が穴埋めをして夜通し働き続け、

吐血するほどに心労を重ねました……。

そんな日々を重ねるうちに、

あることに気づいた服部さん。

「私は『人に必要とされる人間になりたい』と思っていました。

ところが、

店長としての私は、アルバイトスタッフのことを

『必要な存在』とは思っていなかった。

私ひとりで何とかなると、自分の力を過信してしまった。

『必要とされていない』と感じたアルバイトが、

店のために、汗水流して働こうと思うはずがありません」

(『読むだけで人間力が高まる88話』モラロジー道徳教育財団刊)

「自分が正しいと思う道」を進もうとする時ほど、

視野が狭くなり、自分のことも周囲のことも見えなくなりがち。

そんなとき、少し立ち止まり自分を見つめ直す

リフレクションは、きっと役に立つはずです。

自分と向き合うリフレクションで、

一緒によい一年のスタートを切りましょう!


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