年末年始はいかがお過ごしでしたか。
私は「いい初夢」を見ることをめざして
年始は、静岡の富士山が見えるキャンプ場で
家族と過ごしました。
思いのほか寒く、何の夢を見たかも
一切覚えていないトホホ・・・の一夜でしたが、
朝焼けの富士山の雄姿には、とても励まされました。
そんな山容を見ながら、じんわり浮かんだのが
大正・昭和の教育家、後藤静香が残した詩です。
「十里の旅の第一歩 百里の旅の第一歩
同じ第一歩でも 覚悟がちがう
三笠山にのぼる第一歩
富士山にのぼる第一歩
同じ第一歩でも 覚悟がちがう
どこまで行くつもりか
どこまでのぼるつもりか
目標が その日その日を 支配する」
日本一の富士山に登ろうと思ったら、
相応の準備と覚悟が必要です。
「散歩のついでに富士山に登った人はいない」
これは経営コンサルタントの小宮一慶さんの言葉です。
どこまで行くつもりの「目標」を立てるか。
それによって一日の過ごし方も変わるし、
自己成長への意識も覚悟もずいぶん変わる、
ということです。
あなたは、一年の始まりに
どんな目標を立てましたか?
私の目標の立て方は、
時間軸(スパン短め、スパン長め)
空間軸(自分自身のこと、自分以外の利益のこと)
の2つの視点から、考えるのが常でした。
ただ、そこに昨年末、今まで思ってもみなかった
新しい視点が加わりました。
それは年末に読んだ神田昌典さんの
『非常識な成功法則』(フォレスト出版)の影響です。
神田さんはこの本の中で、
目標には「良い目標」と「悪い目標」があり、
大抵の人は悪い目標を自らつくってしまう
と嘆いています。
良い目標は、その実現に向かって
あなたを自動操縦するもの
悪い目標は、障害が生じ、挫折しやすいもの
では、どうすれば悪い目標をつくることなく、
良い目標で一年を始められるのか。
その具体的な方法として
まず「自分がやりたくないこと」を明確にし、
その上で「本当に自分がやりたいこと」を見つけ出す
という手順を紹介しています。
なぜストレートに
「やりたいこと」を考えてはいけないのか。
その理由が、私には目からウロコでした。
「やりたいこと」って自分自身の願望のように見えて
同じ世代の人が平均的にめざしていそうなこと、
世間ズレしてなさそうなことに、無意識に寄せてしまっている・・・。
ドキッとしました。
神田さんは言います。
「物事は、自分で敷いたレールの上を走っていく。
だから自分でレールを敷く人と、
他人にレールを敷かれる人とでは、
人生のスピードが大きく変わってくるんだよね」(同書より)
すべて紹介するとネタバレになってしまうので、
詳しく知りたい方は、本書を読んでみてください。
具体的な方法や、すぐ使えるシートもついています。
本当に自分がやりたいこと
=何のために自分は生きるのか
というミッション
自分のミッションのために日々生きている
そんな実感を持てている人って、心豊かですよね。
あなたは、二度とないこの人生で自分が本当にやりたいことに気づけていますか。
自己成長とはつまり、新しい自分に出会い続ける学び
ではないでしょうか。
私はそう思っています。
今年も一年、そんな学びに役立つコンテンツを
楽しみながら考え、発信していきます。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
人それぞれの「最高の自分」をめざして、
共に学び、共に進んでいきましょう。
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