形のない贈り物――「言葉」や「時間」で伝える感謝

ほんのちょっとの一言に心を添えて「言葉のプレゼント」

突然ですが、クイズです。

「日本人が好きな言葉」の人気ランキング

第一位は、どんな言葉だと思いますか？

「大好き」でも「かわいい」でもなく、

 正解は……

「ありがとう」なんです。

（NHK放送文化研究所調べ）

確かに、

人から「ありがとう！」と感謝されて、

怒りだす人はいないですよね。

私自身、思いがけない出来事に戸惑い、

心の元気を失いかけていたとき、

お客様からの「ありがとう」に

何度も力をいただきました。

みんなが好きなこの言葉。

口に出すのに2秒もいらないこの5文字。

身近な人にどれだけ贈ることができていますか？

少しだけ勇気を出して、

感謝の言葉をプレゼントしてみませんか。

例えば、こんな言葉かけの例として、

＜家族へ＞

・おかげでいつも頑張れるよ。

・いつも家族のために、ありがとう。

＜同僚へ＞

・困っている時に助けてくれて感謝してます。

・いつも明るい雰囲気をつくってくれて、

　ありがとうございます。

＜後輩へ＞

・いつも頼りになる存在です。

　一緒に働くことができて嬉しいです。

・来年も一緒によい一年にしましょう！

相手に寄り添い気持ちが伝わる言葉を作るポイントは

「心づかい」です。

「ありがとう」という言葉を発する前に一呼吸おき

「（あなたがいてくれて）ありがたい」という思いを

自身の心の中で働かせてみましょう。

心を添えることで、

あなたの表情や声のトーンにも温かみが加わり、

伝わる言葉のギフトになるはずです。

ほんの少しのデジタルデトックスで「時間のプレゼント」

特別な日は、スマートフォンから少し離れて

「デジタルデトックス」してみませんか。

スマートフォンに費やしていた時間を、

大切な人との語らいや、誰かを喜ばす行動に

置き換えて過ごしてみる。

そんな「時間のプレゼント」もステキですね。

一年をがんばった自分の心に栄養を！

最後に、この一年を懸命に走り抜き、

このメルマガをお読みくださったあなたへ、

言葉の花束を贈ります。

何か一つでも心の栄養になれば、嬉しいです。

❁他の人と比べることなく、

　比べるとしても、昨日の自分と今の自分を

　見ましょう。

　そして、自分の成長を喜びましょう。

❁自分を好きになれた分だけ、人を好きに

　なれます。そして、好きになった分だけ、

　豊かな生き方ができるようになるのです。

❁『どうせ私にはできない』と考えるのをやめて、

　『きっと私にはできる』と考えてみませんか。

❁『あの人は何もしてくれない』と考えるのをやめて

　『私にできることはないか』と考えてみましょう。

　まず考え方を変えてみる、

　そのことがすべての始まりです。

❁『いつから？』ではなく『気づいた今から』

　『どこから？』ではなく『身近なところから』

　スタートしましょう。

※いずれも心の健康を守る月刊誌『ニューモラル』より

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