自分に厳しすぎる人は
「休むことに罪悪感を抱きがち」
なぜ頑張っているのに心が満たされず、疲れてしまうのでしょうか。
その答えは、私たち誰しもが持っている
目に見えない「心の器」の状態にあるかもしれません。
今回は「心の器」について考えてみましょう。
コップが上向きに置いてあれば、すぐに水を注ぐことができますが、
下を向いていたらどうでしょう?
注いでも、注いでも、コップに水は入らず、
まわりが水浸しなるばかりですよね。
「心の器」も、これと同じです。
上向きのときは、ちょっとした一言でも素直に受け止めることができますが、
下を向いていると、たとえ良い言葉や出来事であっても、
すべてこぼれ落ちてしまいます。
心がしんどくなっているとき、あなたの心の器は下を向いていませんか?
例えば、こんな風に考えることはありませんか?
[褒め言葉が刺さらない]
「ありがとう」と言われても、「社交辞令でしょ」と疑い、素直に喜べない。
[ネガティブな解釈が自動化]
ちょっとした行列や、出かける直前に雨が降ると、「今日はツイてない日だ」と
感じてしまう。
心の器の状態ひとつで、同じ出来事でも受け取り方が大きく変わるのです。
器を上向きにして、良いものをたくさん受け取るための習慣を、
3つのステップで見ていきましょう。
《ステップ1》器の向きを上にする「受け止め方のコツ」
器の向きを上向きに変えることが、出来事をどう捉えるかという
「受け止め方(認知)の技術」です。
以前取り上げた「〇〇のせい」から「おかげ」への置き換えは、まさにこれ。
出来事のネガティブな側面ばかりを見るのではなく、
「この出来事のおかげで、何を学べるか」と、
良い側面に意識的に気づく心の柔軟性を持ちたいですね。
《ステップ2》心の器を「感謝」で満たす
器が上を向いたら、次にその器を「感謝」という水で満たしましょう。
感謝は、出来事の良い側面を拾い上げ、心を満たす一番のコツ(受け取る力)です。
器が感謝で満たされると、次のような良い変化が起こり始めます。
【素直な吸収力】ちょっとしたアドバイスも、「確かに!やってみよう」と思えるようになり、
学びが速くなる。
【感情のコントロール】人にミスされても、感情的に爆発せず「まず理由を聞こう」と
落ち着いて対応できる。
【職場・家庭の空気までよくなる】上向きの人がいるだけで、周りの行動量も増え、
協力が生まれます。
《ステップ3》あふれる水の「質」を決定する動機(ろ過装置)
感謝で満たされた器の水は、やがて溢れ、それがあなたの行動や
周囲への影響力になります。
ここで重要となるのが、溢れる水の「質」です。
あなたの動機とは、器に入ってくる水(心のエネルギー)を
ろ過するフィルターのようなものです。
このフィルターの状態によって、水の「質」が以下のように変わるのです。
【自己のための「欲」の動機が強い場合】
「もっと得たい」「損得」といった自己中心的な動機が強いとフィルターがうまく働かず、水が濁ってしまいます。
この濁った水(行動)は、相手に「圧」や「見返りの期待」として伝わります。
【誰かのための「徳」の動機が強い場合】
「誰かを喜ばせたい」「役に立ちたい」という利他の動機が強いと、
フィルターが働き、水は澄んだ状態を保ちます。
この澄んだ水(行動)は、小さなものでも相手にまっすぐ伝わり、
「嬉しい」「大切にされた」と感じさせ、周囲の器まで上向きにします。
行動の量ではなく「質」なのです。
この「水の質」こそが、周囲に与える影響力を決定づけます!
器を上向きにする一番の方法は「感謝」です。
その方法を習慣化するために、すぐに実践できるスモールステップをご紹介します。
どんな小さなことでも構いません。
通勤中や仕事中、または家に帰ったとき、「ラッキー」と感じたこと、
または「無事に終わった」出来事を1つ見つけ、「ありがたい」と
心の中でつぶやいてみてください。
例:朝の渋滞が予想より短かった。
温かいコーヒーが飲めた。
資料がミスなく印刷できた。
この「小さな感謝の種を拾い集める練習」こそが、器の向きを上向きに固定する、
最も効果的なトレーニングになるのです。
いかがでしたか?
心の器を上向きに固定し、良いもので満たすことを意識して
自身を少しずつアップデートしていきましょう。
感謝の技術や、心の状態が行動にどう繋がるかについて詳しく知りたい方は、
お勧めブログをご覧ください。
このメルマガが役立つと感じていただけたら、 ご紹介・ご登録いただけますと嬉しいです。

