『れいろう』令和7年11月号

『れいろう』令和7年11月号

商品情報

『れいろう』令和7年11月号

〝べき〟を超える

商品説明

誌名『れいろう』は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏(はちめんれいろう)」という言葉に由来しています。

今月の表紙:「亜麻色」 (表紙絵:おのでらえいこ)

古い色名「枯野」は冬枯れのススキの野原のような淡い黄褐色のこと。近い色で「亜麻色」がある。明治期に西洋からもたらされた亜麻の繊維が由来とのことだが、枯れ切った花穂が綿毛になり、ふっくら柔らかに増嵩した形状のススキだけを見ていると、物寂しさとは無縁の「亜麻色」の呼び名のほうがふさわしく思える。

〝べき〟を超える

「絶対〇〇したほうがいい」「〇〇すべき」と思って行動したことが共感されなかったり、反発されたりして、不満に思ったことはありませんか?もしかすると、その行動の根幹にある「心」に問題があるのかもしれません。自分が「正しい」と思うことを行動する際に必要な心構えについて、一緒に考えていきましょう。

主な内容

<今すぐできる 親孝行のレシピ 25>「親孝行はしたいけど、照れくさくてできない」人へのアドバイス / 志賀内泰弘

<絵草紙屋れいろう堂 13> 芝居大繁昌之図 / 歌川豊国

<れいろうカレッジ>

今月のテーマ:〝べき〟を超える

【ステップ① 考えてみよう】僕の行動、正しいですよね?

【ステップ② 学んでみよう】相手を思いやった策を講じ、人々の心を動かした大石内蔵助 / 歴史作家 河合 敦

【ステップ③ 深めてみよう】邪を破らずして誠意を移し植う

立ち読み
立ち読み

<家族で論語「子曰く」 23>丘や幸いなり、苟くも過ちあれば、人必らずこれを知る

<親子で語り継ぎたい ふるさと偉人伝 71>アジアの誇りのために ── 未来を紡いだ岡倉天心とラビンドラナート・タゴール / 白駒妃登美

<今日から始める 自分磨きの習慣 142>逃げない人生 / 三枝理枝子

<日本さんぽ 47>大月市(山梨県)

<日本さんぽ味めぐり 2>おばく(山梨県)

<凜として麗しく 33> どのような「当たり前」で生きるのか / 森 日和

<大津たまみのこころ晴れ晴れ片づけ日和 11> 幸せをつかむ片づけマインドとは? / 大津たまみ

<読む、知る、生きる 2>人生が楽しくないと思うのは、なぜ?

<日本美を伝える 95 感性が目覚める をかしめでたし日本の暦編>霜月 冬の足音を聴きながら / 石川真理子

<一隅を照らす 11>野鍛冶 / 株式会社ふくべ鍛冶 代表 干場健太朗

<なぞって味わうこの一文 11>『恋衣』山川登美子、増田雅子、与謝野晶子

<みんなのれいろうワンダーランド>【クイズの国】【まちがいさがしの国】

<次号予告 / 編集つれづれ記>

<読者のひととき>投稿コーナー

<編集スタッフが選ぶ あの本、この本 23>

『未来を創る地球倫理』

地球倫理

著者の服部英二先生には、学生の頃から10年以上にわたり親しくご指導いただいています。先生は温厚なお人柄ですが、学問や真理の探究に書ける情熱は人一倍です。本書では人類が直面している地球環境問題や現代文明の行き詰まりといった難解なテーマが扱われていますが、語り口が柔らかく、すっと心に入ってきます。中でも心を打たれたのは、私たち現在世代のみならず、これから生まれてくる未来世代の幸福をも視野に入れて語られていることです。「地球の砂漠化は、人間の心の砂漠化から」という警句は、まさに心理を突いているように感じます。私たち一人ひとりの考え方、生き方が未来を形づくるのだと強く感じさせられます。本書を読んでいると、自然と人間の調和の大切さや多様な文化が響き合うことの尊さが胸に迫ってきます。未来を切り開くのは難しい理論ではなく、互いを敬う心と知恵の連鎖なのだと気づかされます。現代文明の行き詰まりを打破しようとするとき、本書は新しい光を差し込んでくれるように感じます。ぜひ多くの方に一読をおすすめしたいと思います。(編集担当:竹中信介)

<バックナンバーの紹介>

<ご案内>

<心に残る話>「ある社長の自慢」 新井和宏

読者の声

“畳の縁を踏まない”と子供の頃祖母に言われたように思い、遠い昔の作法が今でも身についていますが、今月号の「凛として麗しく」にその理由が説明されていて、大切なことを教えてくれていた祖母に感謝しました。(北海道 女性)
「親孝行のレシピ」を毎回読みながら、亡くなった父母に今は直接親孝行は出来ませんが、たくさんの思い出を残してもらい、感謝の気持ちでこれからの人生を生きていこうと思っています。(大阪府 70代・女性)
日々、慌ただしく過ごしていて、実行ができていないことが多いですが、『れいろう』を読んで、ふと我に返ることがあります。自分を見つめるきっかけになることが多いです。(福井県 40代・女性)

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誌名「れいろう」は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏」という言葉からとっています。「れいろう」は、モラロジーに基づいた生き方を考えていく「心の生涯学習誌」です。”心のあり方が人生をつくる”を視点に、人間性・道徳性を育て、 豊かな人間関係を築いていくための情報を提供しています。

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