誌名『れいろう』は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏(はちめんれいろう)」という言葉に由来しています。
沖縄を初めて訪れたとき、ブーゲンビレアやハイビスカス、ツリバナなど、あちらこちらに咲き乱れる花色のあでやかさに圧倒された。沖縄民謡『てぃんさぐぬ花』に、「鳳仙花の花を爪先に染めるように 親の教えは心に染めよう」というような意味の歌詞がある。若い女性の爪先を彩るにふさわしい紅の色を想像しつつ、沖縄がたどった過酷な歴史を心に刻んでいる。
「あ~、ツイてない」「運が悪い!」そんなふうに思ってしまうことは、ありませんか?運が悪い原因とは、どのようなものなのでしょうか。どうすれば、自分の運を良くすることができるのか、「感謝」をキーワードとして、一緒に考えていきましょう。
<今すぐできる 親孝行のレシピ 9>「親のケガや病気が心配でたまらない人」へのアドバイス / 志賀内泰弘
<世界に誇る 日本のMATSURI 9> 常陸國總社宮例大祭(石岡のおまつり) / 茨城県石岡市
<れいろうカレッジ>
今月のテーマ:「感謝」のハードル
【ステップ② 学んでみよう】天才発明家・平賀源内に学ぶ おごる心の恐ろしさ / 歴史作家 河合 敦
【ステップ③ 深めてみよう】盛時には驕らず 衰時には悲しまず
<家族で論語「子曰く」 7>之を愛しては、能く労すること勿らんや。焉に忠にしては、能く誨うること勿らんや
<親子で語り継ぎたい ふるさと偉人伝 55>遠く離れても、同じ志の下に ── 希代の俳人・正岡子規と盟友・秋山真之 / 白駒妃登美
<今日から始める 自分磨きの習慣 126>そうきましたか / 三枝理枝子
<日本さんぽ 31>薩摩川内市(鹿児島県)
<私たちのエシカルライフ 9> 自然由来の化粧品でアフリカの女性を支援
<凜として麗しく 16> 小さく振る舞い、周囲を温かい空気で包む / 森 日和
<本のソムリエおすすめ本>
・『人生に期待するな』
・『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』
/本のソムリエ・「読書のすすめ」店長 清水克衛
<心に残る話>『メロディ』の物語が生まれた時 / くすのきしげのり
<女徳なくして国は栄えず 79・令和に生かしたい日本の伝統と美学編>萬古焼と蚊取り線香懐かしい夏の風景 / 石川真理子
<備えあれば憂いなし 19> 地域の安全確保のためにできること〈前編〉── 自分の住む地域の自主防災組織に参加しよう / 濱口和久
<日本の心を未来へ 19>皇統を守る〈前編〉 ── なぜ男系か、なぜ皇室や天皇陛下が必要か / 葛城奈海
<編集スタッフが選ぶ あの本、この本 7>「家族」を考える
今から13年前に娘を産んで以来、私が子育てをする上で、ずっと大事にしていることがあります。「子育ては親の恐怖政治で」「親は教育のプロではないから力みすぎずに」。これは、まだ結婚間もない頃、友人に連れられて参加したあるシンポジウムで聞いた言葉でした。と、職場の同僚に話したところ、そのシンポジウムなら講演録になっているよ、と教えてもらったのが本書です。「しつけは愛の強制力で教えること」「学校には免許をもった教師がいるが、家庭教育には教科書がない」など、当時の私に強烈な印象を植えつけた田下昌明先生、野口芳宏先生の言葉がいくつも掲載されていました。先生方のお言葉は活字になっても明快で痛快。これまで私が読んできた子育て本にはなかった視点の連続で、夢中になって読み終えました。最後に一点、勘違いしていたことがあります。お二方とも〝恐怖政治〟などという言葉は使っておられませんでした。恐らく「家族の中には序列が必要」「価値ある強制」といったキーワードから、私の中で勝手に意訳していたようです。
(『れいろう』編集担当 T)
<バックナンバー>
<みんなのれいろうワンダーランド>【クイズの国】【まちがいさがしの国】
<次号予告/編集つれづれ記>
<読者のひととき>投稿コーナー
<ジェイソン・モーガンの日日是好日 3>
合理的配慮
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誌名「れいろう」は、透きとおって光り輝く玉のような人間性を象徴する「八面玲瓏」という言葉からとっています。「れいろう」は、モラロジーに基づいた生き方を考えていく「心の生涯学習誌」です。”心のあり方が人生をつくる”を視点に、人間性・道徳性を育て、 豊かな人間関係を築いていくための情報を提供しています。