大久保俊輝【著】 わが子が「学校に行きたくない」と言ったら ―― 不登校解決レシピ
商品情報
大久保俊輝【著】 わが子が「学校に行きたくない」と言ったら ―― 不登校解決レシピ
不登校に悩むすべての保護者に贈る「不登校解決レシピ」
大久保俊輝 著
四六判・並製 212頁
ISBNコード:978-4-89639-285-2
商品説明
3万件の教育相談に応えてきた著者が、悩める親に贈る「今日からできること」
著者は、千葉県の公立小学校の教師・教頭・校長を歴任し、千葉県教育庁で不登校支援の責任者をしていた大久保俊輝さん。
大久保さん自身もわが子が不登校になった経験をもつ一人です。
「みなさんの不登校に対する悩みも、自分のことのように感じます。それは、私自身がみなさんと同じ苦しみを味わってきたからです」と、大久保さんは語ります。
その経験を活かして、子供を取り巻く環境の改善や子育て支援に取り組んでいる著者の「不登校解決レシピ」とは?!
人生において、親と子にとって、幸せとは一体何かについて考える1冊。不登校の解決に向けたメッセージを、ぜひ本書からお受け取りください!
⬇️著者からの紹介動画(約30秒)はこちら⬇️
【無料試し読み】(18ページ)
主な内容
はじめに
第一章 普段あなたはこんなことをしていませんか?
- 「なんで学校に行かないの?」と聞いていませんか?
- 目に見えるものだけで判断していませんか?
- 子供と自分を同じ人格だと思っていませんか?
- 夫婦喧嘩を子供に見せていませんか?
- すぐに「分かった?」と聞いていませんか?
- 「うちの子が迷惑をかけて」と言っていませんか?
- 人と比較していませんか?
- 子供が家庭内で孤立していませんか?
- column ➀ 私の後悔 子供の不登校は親として大切なことを気づかせてくれた
- column ② 十年くらいのスパンで考えてみましょう
第二章 子供が不登校になるきっかけ
- 大切な小一プロブレムへの対応
- 小学四年生で自我が芽生える
- 小学五・六年生で気をつけるべきこと
- 思春期は体と心のバランスが不安定
- 小学校から中学校に進学する際うまく適応できない——中一ギャップ
- いわゆる中二病と不登校
- 不登校の予兆チェック
- column ③ いのちがつながっている者どうしに起こる突然の現象
- column ➃ 過去と他人は変えられないけれど、自分と未来は変えられる
第三章 自分を責めないで! 子供のSOSを受け止めるための考え方
- 子供は私たちを親にするために役を演じている
- 長いスパンで子供を見る
- 自分の感性を磨く
- 親子の会話ではなく、親子の対話
- 「あ・あ・い・か・つ・ゆ」と問いかける
- メリハリをつけて叱る
- 「三方よし」と「絶対的楽観主義」
- 相手を変えるのではなく自分が変わる
- 家庭では愚痴を言ってもよい
- 子供をありのままに受け止める
- 笑顔があるから幸せになる
- column ⑤ 「娘は自分の夢を見つけようとしています。私も主人とラブラブです」
- column ⑥ 私の娘の不登校
第四章 子供に安心感を与える具体的な方法
- 「不登校」という言葉をやめる
- 挨拶をする
- 声と言葉で破る
- 徹底的に褒める
- 全力で励ます
- 伝えたい言葉を何度も繰り返す
- 愛情を言葉で伝える
- 「笑顔で接する」から「笑顔の演出」
- ダメだと思ったら壁を避けてもいい
- 失敗と愛嬌を教える
- 話し終わったあとの姿を想定して話を聞く
- 自分を主語にして「私はこう考えるよ」と伝える
- バディ(仲間)を組む
- 幸せマンダラをつくる
- column ⑦ わが子であっても他人の子供ぐらいの気持ちで
- column ⑧ 小学校低学年の子供が、「お腹が痛い。学校に行きたくない」と言い出したら
第五章 不登校や課題を抱える子供たちとの富士登山で学んだこと
- 富士登山が始まった経緯
- みんなの信頼関係をつくることから始める
- 実際の富士登山の様子
- たくさんのドラマが生まれ、子供たちは成長する
- キラキラした笑顔がいっぱいのキャンプファイヤー
- 「会いたい人がいる」ことの大切さ
- 大きなスケールで物事を見る
- 挑戦するチャンスを与える
- column ⑨ あなたは、どっち?
- column ⑩ 傲慢になる傾向は誰もが持ち合わせています
- column ⑪ スクールカウンセラーのみなさんへ
あとがき
著者略歴
大久保 俊輝(おおくぼ としき)
モラロジー道徳教育財団特任教授。麗澤大学特任教授・同大学教職センター長。亜細亜大学特任教授。
昭和29年(1954)生まれ。建設省建設大学校中央訓練所修了。富士短期大学卒業。玉川大学(通信)にて教員免許状取得。千葉県内の小学校の教員、教頭、校長を歴任。国内最大規模の小学校長を最後に定年退職後、千葉県総合教育センターにて新任校長育成等に従事。文教大学非常勤講師等を経て現職。
不登校児・障害児支援活動、教職を目指す学生への支援活動にとどまらず、子供を取り巻く環境や子育てに悩む親への支援など幅広く活動。また、薬膳専門料理店オーナーや国指定無形民俗文化財「上総掘りの技術」の伝承者など多彩な経歴を持つ。
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