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『日本の祝日と歳事の由来』より【スタッフエピソード】

行事をもっと楽しむための“ちょっとした豆知識”を、スタッフエピソードをまじえてお届けします。

 

編集者:さの

お正月

さの
元日の朝にその家の主人が初めて汲む水を神様に供え、その水を若水(わかみず)や初水(はつみず)といって、年が明けて初めてのお茶(福茶)を点てるのに使うという風習があるそうです。神様にお供えされることで穢れを払い、生命力に満ちた若水を使ったお茶を飲むことで、一年の無病息災を願う風習なのだそうです。

私は佐賀出身の妻と結婚してから、その妻の実家で「年とり」と呼ばれる風習を、毎年欠かさず行うようになりました。清々しい元旦、家族一同が会し、まず屠蘇をいただきます。その後、するめ、昆布、鰹節に塩を付けたものを皆で順にいただくのです。

調べてみると、鰹節の代わりに干し柿を食べる地域もあるようで、長寿や子孫繁栄を願う風習のようです。一年の無事を願い、家族の絆を再確認する、佐賀の地に根付いた大切な儀式。今では、千葉県で暮らしていますが、この風習のおかげで、わが家のお正月は厳かな雰囲気の中でスタートを切ることができています。

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編集者:ささき

おせち料理

ささき
子供にはちょっと渋いメニューのおせち料理。幼いころ手が伸びたのはせいぜいかまぼこと黒豆くらいでした。

お正月は大人がたくさんお酒を飲むから、そのおつまみなんだと思っていた記憶があります。
でも、今なら分かります。おせち料理は、新しい年を幸せに過ごすための縁起物のフルセット、いわば究極のゲン担ぎだと!
 
黒豆には「元気にまめに働けますように」、数の子には「子孫繁栄」、かまぼこは「日の出のめでたさ」など。 
さらに、「幸せが幾重にも重なっていくように」という思いを込めた重箱。それを神様と共にいただくというのですから、その神聖さといったら。
 
正月三が日包丁を使うと、これから結ばれる縁が切れてしまうから、という考え方もあるというから驚きです。
どこをとっても縁起のいいおせち料理。今年もおせち料理を通して神様から力を授かったことですし、うまくいく1年になるはずです。
       
 

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