ニューモラルNo.638（令和4年10月号）

【テーマ】寄り添う思い

　励ましの言葉よりも「そっと寄り添ってくれる人の存在」が、心の支えになることがあります。それは「思いやり」の表し方の一つといえるのではないでしょうか。
　私たちが日々、心の中で温める「優しい思い」の表し方について、ご一緒に考えてみませんか。

【今月の言葉】同じ目の高さから語りかける

　親にも「子供の時代」はあったはずなのに、大人になると子供の気持ちが分からなくなるのはなぜか――それは子供の目の高さよりも高い所から見下ろしているからだと指摘する人もいます。
　私たちの目の高さは、年を重ねるうちに変わっていくものです。賢明な親は、子供に何かを言い聞かせるときは膝を折って目の高さを合わせ、目を見つめて話をするといいます。すると、話し方も自然と優しいものになるそうです。
「相手の心に寄り添う」という思いやりの心は、子育てにおいても大切なことではないでしょうか。

定期購読のお申し込みはこちらから！