玲瓏のこころ

美しい心、美しい国を語り継ごう

「互敬の精神」を提唱する筆者が、人との出会いや旅先での感懐、日本や世界の出来事を通して、日本の教育、家族や親子のきずな、歴史教育などについて熱い思いを綴った一冊。

【主な内容】　 　　

まえがき

I　　心と魂のよりどころ　（『れいろう』平成12年1月号〜12月号）
•新渡戸記念館を訪ねて
•心のエンジン
•日本のマザー・テレサ
•民主主義とモラル
•心と魂のよりどころ
•究極の危機管理
•百年前のスーパーヒーロー
•親子のきずな
•狼に育てられた少女
•日本の美しい心
•三都物語
•最高の教育者

II　　互敬の世紀　（『れいろう』平成13年1月号〜12月号）
•互敬の世紀
•アメリカの良心
•失われた五十年
•「人間は心」
•もう一つの金メダル
•失敗を恐れず
•昭和天皇
•放置国家
•歴史教科書に思う
•夏の思い出
•悠久の歴史を尋ねて
•謙は尊くして光る

III　　天と地の境で　（『れいろう』平成14年1月号〜12月号）
•天と地の境で
•国旗のない街
•泉岳寺を訪ねて
•再生の物語
•登竜門伝説
•東洋のアルカデヤ
•対馬を訪ねて
•ガランチード（保障付き）
•歴史の生き証人
•最大の親日国家
•モラルの時代
•国民のきずな

IV　　祖国愛　（『れいろう』平成15年1月号〜12月号）
•今年を親孝行元年に
•知覧を訪ねて
•勤勉革命
•『新しい歴史教科書』
•家族の危機
•『にっぽん賛歌』
•現代のヒーロー
•ブルーリボン
•生涯教育
•祖国愛
•累代教育
•排日から拝日へ

V　　日本国民の知恵　（『れいろう』平成16年1月号〜12月号）
•日本民族の知恵
•日本一の長寿県
•家族のきずな
•『ラスト・サムライ』
•幸せの種をまく
•孔徳成先生
•五十円の親孝行
•近くて近い国
•函館を訪ねて
•究極の安全保障
•ブラジルを訪ねて
•平成の三四郎

VI　　不屈の精神　（『れいろう』平成17年1月号〜12月号）
•人の和
•ネタジー・ババン
•教科書採択に思う
•台湾の救世主
•大震災から十年
•『国民の思想』
•真実を語る勇気
•二つのバンドン会議
•不屈の精神
•真の日中友好
•『蝉しぐれ』
•卒業生からの手紙

VII　　和して同ぜず　（『れいろう』平成18年1月号〜12月号）
•ＩＴ時代を迎えて
•国際シンポジウム
•史上初の金メダル
•偉大な教育者
•「日の丸」の重み
•百五十年前の領土問題
•お木曳行事
•『Ｉ　ａｍ　日本人』
•誠の人生
•「損して得とれ」
•アジアの心
•和して同ぜず

あとがき

【著者略歴】
廣池 幹堂（ひろいけ もとたか）
昭和25年（1950年）、東京に生まれる。麗澤高等学校、東北大学教育学部を卒業後、ロンドン大学教育研究所に留学。その後、麗澤大学外国語学部助教授、麗澤大学ワシントン事務所代表を経て、平成元年より財団法人モラロジー研究所理事長、学校法人廣池学園理事長、麗澤大学学長（〜平成15年3月）、財団法人麗澤海外開発協会会長、著書に対談集「21世紀をどう生きるか」「世界に誇る日本人」(モラロジー研究所)がある。